日曜日、美瑛岳に登ってきました。
本当は美瑛岳→十勝岳の予定でしたが、体があまりにも重たくて前に進めないため、
美瑛岳のピストンとなりました。
いい天気だったのに残念です・・。
美瑛には土曜夕方に入って、夕景・星景・朝景を撮ってから山登りという予定。
夜中の星撮りはガスってしまって撮影できず。
起きた時に車内のガラスが曇ってたので、これは無理かなって思ったけど一応移動してみる。
予想通りガスっていて撮影できなかったけど、撮影ポイントは確認できたので、
天気見てまた行こうと思います。
で、そのまま朝景撮影ポイントへ移動。
霧が良い感じに出ていたけど、太陽はその奥に隠れてしまって出てこず。
結局何も取れずに朝飯食って、望岳台へ移動。
本当は撮影に時間がかかると思って、8時か9時過ぎに登山開始予定だったけど
その時間が無くなった分、スタートが早まった。
実質朝食後、1時間立たないうちに山登りを開始してしまったのが、
この後の体調不良につながったと思っている(ハンガーノック?)。

この時は登る気マンマン
6時20分スタート。
望岳台は快晴無風。
今回からハイドレ使用。アクエリアス2L、予備の水2L。

噴煙が結構スゴイ
登山開始後、美瑛岳分岐前の登りですでに疲労困憊。
体が重い、すぐに息があがる、10歩歩いて立ち止まるの繰り返し・・。

富良野岳
この時点で引き返すことも考えたが、暑さのせいもあるだろうと思って登り続けます。
分岐に入れば、風も吹いて涼しくなるかなって思って。

旭岳・美瑛富士・美瑛岳
分岐に入れば平坦、下りの道が多いので多少は楽になるけど、
疲労感は変わらず。
雪渓をいくつも越えて進みます。
先行者の足跡を見ると、どうやらアイゼンをつけて歩いたらしい。
でも自分の時には雪が緩んでいたので使いませんでした。
(結局、一度も軽アイゼンは使わず)

ポンピ沢
ポンピもまだ雪の下。でも沢音は聞こえている。
できればココの冷たい水で顔を洗ってリフレッシュしたかったが叶わず・・。
ここからが一番キツイ登りの連続。
疲労のせいか、途中道を誤って、変な雪面を登っていた。
気付いたら先行者の足跡は無いが、古い足跡は多数あった為、
ココが登山道だと思ってしまった。
少し登ったが道が確認できなかった為、スマホで確認すると全然違うところを登っていたようだ。
古い足跡は下山時についたもので、もっと雪があったときに使われたルートだったと思う。
少し下って、正しい登山道を発見、進みます。

ショウジョウバカマ
まだ時期が早いのか花の数は少なめ。
キツイ登山道で見かけた数少ない花。
ようやく美瑛岳・美瑛富士分岐。10分ほど休憩してから美瑛岳山頂を目指します。
雪は残っていたが、少し直登したら夏道に合流できた。アイゼンも不要。
途中ジージー鳴いていたセミを発見。
暑くて雪上で涼んでいた?
夏道に入ると十勝岳が見えてくるので、写真撮りながら登ります。
ただ疲労感は相変わらずで、かなりシンドイ。

虫の数がヒドイ
ようやく山頂到着。
前回オプタテ往復時は3時間だったのに、今回は4時間20分もかかってた。
ようやく着いたってより、
ようやく帰れるって思うくらい、メンタルもかなりやられていたことに気付く。
で、写真を撮ろうとしたら、虫の大群に襲われる。
せっかく登ってきたのにこの仕打ち・・。
カメラを構える気にもならず、スマホで撮ってすぐ撤退。
虫の来ないところで、おにぎり食べながら休憩します。
山頂着くと同時にガスって来て、十勝岳も出たり隠れたりを繰り返す。
待っても天気は好天しないだろうと判断し、下山開始します。
ほぼ下りなので、ダルさは残るものの順調に歩きます。

梯子のところ
行きに撮れなかった梯子のところ。
上部には少し縦にラインが入ってきつつあるのが確認できた。

エゾノツガザクラ(たぶん)
やっぱり花は少ない。
帰りも雪渓をいくつも越えて帰ります。
体はだいぶ楽になっている。

気持ちいい!
避難小屋との分岐手前の渡渉地点で、顔を洗う。
冷たくて気持ちいい、生き返る。
気を取り直して残り望岳台まで下ります。
最後は足裏が少し痛くなったけど、無事ゴール。
登り始めがかなりキツかったので、帰ってこれて良かった。
この後は、いつものフラヌイ温泉で体を冷ましてから帰札。
(フラヌイ温泉はまた今度まとめよう)
今回の反省点は、食後の休憩時間をしっかり取ること。
それに尽きるかな。
今月中にもう1度長い距離を歩きたいと考えている。
望岳台→十勝岳→富良野岳→十勝岳温泉のルートが有望かな。
あとは天気次第。
ではまた~。
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