6月19日の日曜日、目国内岳に登ってきました。
羊蹄山へと連なるニセコの山並みを期待してたけど、
上の画像のようにガスっていて羊蹄山までは見えず・・。
写真的にはイマイチだったので、サクッと記事upします。
登山口出発は3時50分。
もし天気良ければ、日の出+ニセコ連山を撮りたかったので夜中出発予定だったけど、
上空が曇っていたので、明るくなってからの出発に変更。
登山口駐車場で用意をしている間に数台車が入ってくるけど、
服装が登山ではない様子。
どうやら山菜取りみたい。
そんな人たちを横目に出発します。
前目国内岳までの道中はドロドロ。
ゲイターつけるの忘れたので、慎重に歩きます・・。

前目国内岳 奥 目国内岳
約40分くらいで前目国内岳到着。
雲海にはなっているけど、上空が曇っているのでテンション上がらず。
先に見える目国内岳も軽くガスってます。
斜面に少し雪が残っているけど、登山道には無いみたい。

チシマフロウ
前目国内岳から下ったすぐにチシマフロウの群生があります。
道の両サイド、きれいに咲いています。

おはようございます
雲海の向こうから朝陽が昇ってくる。
穏やかな朝です。
登りながら、たまーに振り返るけど、見える景色に変化なし。
それでも足元にはたくさんの花が咲いています。

シラネアオイ

ゴゼンタチバナ

フギレオオバキスミレ

エンレイソウ
意外と目国内岳は花が豊富なのかな?
天気はイマイチだけど、十分楽しい。

目国内岳
そんなこんなで山頂到着。
見える風景は相変わらず・・、さらに風も出てきた。
なので、風の当たらないところでアンパン食って、早々に下山します。

ツツジ

ショウジョウバカマ

マイヅルソウ

?

スミレ系?

チシマフロウ(アップ)
下りも花見ながら、撮りながらであっという間に前目国内岳・登山口に到着。
距離・時間的にもちょうどいい運動になったかなって感じ。
ただ、登山口出て、駐車場に戻ろうとしたら、路駐している車の多さに驚いた。
駐車場ももちろん満車で、全部山菜取りの人たち。
帰り道も大谷地付近やチセヌプリ直下等の駐車スペースがあるところはもちろん、
それ以外でも至る所に車が止まっている。100台じゃきかないくらいです。
で、登っているときから気になっていたことが1つあって、
それがサイレンの音。
登りの前目国内岳を超えたあたりから聞こえるようになって、
山頂でも風にのってその音が聞こえてくるくらいです。
登山口付近で山菜取りの人に聞いたら、「山の中で迷わないためのサイレン」だということ。
仮に迷っても音のする方に行けば、元の位置に戻れるってことなんでしょう。
まあ誰しも迷いたくないし、死にたくもないでしょうけど、正直うるさ過ぎです。
程度ってものがあるだろうし、他人の迷惑も考えてほしい。
他の山菜取りの人も「うるさいよな、こっちも迷惑だもん」って言ってましたが、
たぶんこれを使っている時点で、そういう周りへの配慮ができない人なんだろうとは
思いますけどね。
しかもコレが1人だけじゃなくて、まあまあの数がいるからたまらない。
来年は登る時期を考える必要があるでしょうね。
これだけ人も増えて、年に数名でも亡くなる人が出ているなら、
山菜取りにも行政等からのルール作りが必要な時期なのかもしれません。
ただ一番の驚きは、こんなに人が入っても無くならない山菜、ニセコの山の懐の広さです。
誰もが山菜取りを楽しめる環境になればいいと思いますが。

ワタスゲ ふっさふさ~
気を取り直して、帰りに神仙沼を見て帰りました。
ふっさふさのかわいいワタスゲが見ごろでしたよ。
ではまた~。
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