先週の土曜日、黒岳からお鉢平一周をしてきました。お鉢めぐりは初めてです。
仕事を終えて金曜日の夜に道央道比布大雪PAまで移動し車中泊。日付が変わった土曜になってから層雲峡に向かいます。

大雪山層雲峡黒岳ロープウェイ
駐車場到着後、準備をして、6時20分のロープウェイで5合目まで。風の強さを感じますが、朝日も出ていて天気は良さげ。黒岳山頂からの景色を見たい気持ちが高まります。

名言
すっかり有名になった看板。英訳も付けられている。

見えているのはまねき岩?
お次はリフトに揺られて、7合目登山口まで移動。両サイドの木々は風に揺られていますが、リフトは何事も無く登って行きます。

黒岳登山口
朝日に照らされた看板が眩しい。6時54分、ようやく登山開始です。

まねき岩と紅葉
黒岳への登山道は朝日が照りつけます。しかも風はたまに吹き抜ける程度なので結構暑くて汗も出てくる・・。
高度を上げていくと少しずつ色づいた木々が目立ち始め、眼下にもダケカンバが見えています。
まねき岩直下が一番きれいに色づいていました。朝日も浴びているので赤茶色がさらに強調されていい感じ♪。

黒岳山頂
で、黒岳山頂に到着。
すごい強風で、登りで掻いた汗があっという間に冷えてしまいます。写真では風の強さを表現できませんが、時には体を持っていかれるほどの強さ。
写真撮ったら、すぐ石室まで移動します。

石室から北海岳へ
石室では休憩せず、そのまま北海岳方面へ。
今日は午後から風が止む予報。その時間にメインの北鎮岳を楽しむために左回りにしました。それに7月の白雲テン泊からの帰りに北海岳から黒岳のルートは歩いているので、逆向きを歩きたかったっていうのもあります。

水量少な目
渡渉地点の水量は問題なし。濡れることなく渡れます。

左:北鎮岳 右:凌雲岳
風が無ければ最高の休憩ポイントも今日は全然ダメ。それでもウィンナーだけ食べてすぐ出発します。少し休むだけで、すぐ体が冷えてしまいます。

北海岳山頂
前回北海岳に来たときはガスっていて、その奥の北鎮も見えなかったはず。ここも写真だけ撮ったらすぐ先へ進みます。

北海岳からその先へ
北海岳から先は初めて歩くルート。ワクワクが止まりません♪。

お鉢平
風は相変わらず強いままですが、とりあえずお鉢をパチリ。左から北鎮岳・凌雲岳・桂月岳です。

間宮岳(旭岳への)分岐
気付いたら旭岳分岐。どうやら松田岳・荒井岳はスルーしたみたいw。途中にあったあの朽ちた木々が山頂標識だったのかな?

間宮岳山頂
目と鼻の先に間宮岳。1・2分?で到着。ここで本日の全行程の半分。時刻は10時くらい。
本当は旭岳も登る予定でしたが、風が強すぎたので今回はスルーします。せっかくの北海道一高い山なので、いい天気の時に登りたいと思って。

中岳分岐
お次は中岳分岐。台風で通行止めになっていた愛山渓温泉も通行可能となっているので、ココを経由してのルートも楽しそう。
ここら辺からすれ違う人が増えてきました。みんな右回りルートが多いんだね。

いざ北鎮岳へ
中岳で小休止後(山頂標識は撮り忘れ)、いよいよ本日メインの北鎮岳へ向かいます。風は相変わらず強風ですが、その分山頂は快晴。期待感が高まります。
北鎮分岐では休憩せず、そのまま山頂へ。山が風を遮ってくれているのか、無風状態で登って行きます。おかげでようやく体が暖かくなってきた。

北鎮岳山頂
分岐から20分弱で山頂到着。写真撮ってから、ここで大休憩。旭岳に登らなかったため時間に余裕があります。おにぎり食べてまったりタイム。次第に風も弱まり最高に気持ちいい天候に。
お鉢を眺めたり、逆側の鋸岳・比布岳のルートも楽しそうだなとか色々考えていたらあっという間に40分以上も休憩していました。そろそろ下山します。

黒岳への道
残り僅かな道のり。多くの方とすれ違います。この時間に登ってくる人たちは北鎮のピストンだろうか?
午前中の強風が嘘みたいな天気。黒岳山頂もほとんど風は無く、たくさんの人たちが休憩していた。あとは再びリフト・ロープウェイを乗り継いで下山完了。
改めて山の天候の変わりように驚いた。ルート自体は石室から渡渉地点までくらいしか緑は無く、残りはほとんどザレ場のような感じ。個人的には嫌いじゃないですけどね。
とりあえず念願のお鉢平一周ができて良かった。北鎮岳も快晴だったし、いい山行となりました。次回はもう少し残雪のある時期に来てみたいかな。
ではまた~。
この記事へのコメントはありません。