仮眠後は夕景目指して旭岳山頂を目指します。
この日の日没は17時20分くらい。普段なら1時間前には到着したいですが、初めてのルートなので登りにかかる時間がイマイチわかりません。およそ30-40分と見て、16時スタートとすることに。
下から見上げた山頂はかなりの風が吹いている様子。雲がどんどん流れていく。当然気温も下がっていくだろうから、出発までの間に防寒をどうするか考えます。
今回持ってきている防寒着は、
上
・ユニクロ ウルトラライトダウン
・ノースフェイス アコンカグアフーディー
下
・タイツ
・モンベル インシュレーテッドアルパインパンツ
あとはカッパとニット帽を持ってきました。
自分の経験上、防寒は上よりも下をしっかりとするほうが大事。上をいくら着込んでもしたが薄いと簡単に体温は下がってしまう。逆に下をしっかり防寒できていれば、上は薄くても耐えられます。
とりあえずテントから出発するときの格好は、上はロンTとウィンドブレーカーのみ。ダウンは山頂についてからそれぞれ着ていくことにします。
下は山頂で履くのは面倒なので、タイツとアルパインパンツともにテントから履いていくことに。
もともとこのパンツは「厳冬期の~」っていう説明があるくらいなのでオーバースペックだとは思いますが、都度その状況に合わせたものを用意することなんて無理ですからね。お金こともあるし。

裏から旭岳直登
予定通り16時にテント出発。
序盤こそ少し巻き気味に道がありますが、雪渓くらいからはほぼ直登。しかもザレ場なので歩きにくい。特に登山道は深く掘れているので、さらに登りにくい・・。

意外と広い旭岳山頂
30分ほどで山頂到着。初の旭岳、しかも正面からではなく裏から。
気温は6度くらい、ただ風が強いので体感的にはもっと低く感じます。
とりあえず少し汗が引いたくらいでユニクロのダウン、しばらくしてからアコンカグアフーディーを着込みます。これで完全に防風もできて寒さは感じませんでした。

なかなかイメージがわかず・・
山頂は雲・ガスがどんどん流れていき、太陽も見えたり隠れたり。
意外と広い山頂をウロウロするけど、正直撮影のイメージがほとんど浮かばない・・。せっかく登ってきたのにどうしよう(苦笑)。
山頂から見える山並みもイマイチ、これだっていう感じがない。かろうじて見下ろした姿見の池や噴煙が逆行で印象的だったので撮影できたくらいです。
で、結局日没前に下山することに。

この山並みが白雲から見たゼブラの一部分のはず
でも明るいうちに下山できて良かったかも。下りのザレ場が本当に歩きずらくて危険だった。歩きやすい場所を選べたので良かったけど、暗くなってヘッデンだけだと結構時間かかったかも。
テントに戻ったら晩御飯。昼飯の時に作った尾西のラーメンライスを食べてあっさり終了。
やっぱりもっとがっつりしたものが食べたいかな。明らかにカロリー不足だと思う。1泊なので多少足りなくても何とかなるけど、なんか活力が出ないですね。
さて、本日最後のイベントは星景の撮影をすること。まずはひと眠りして、適当に目が覚めた時に撮影をします。
ということで、再びお休みなさいzzz。

天の川と旭岳(右)
目が覚めたのが19時30分過ぎ。あたりはもう真っ暗。テントの外を確認すると満点の星空で、肉眼でも天の川を確認できます。新月週を狙ってテント泊しに来てよかった。
カメラと三脚持ってテントの外へ。風が多少あるけど、特に寒さを感じるほどではありません。
天の川は、まあまあきれいに撮れたけど、旭岳の迫力が出ていないのが残念。もっと考えて撮らないとね・・。

柵が邪魔だな
色々と課題はありますが、まあまあ綺麗な星景を撮れて満足。
使ったレンズはタムロン15-30 f2.8。やっぱりもう少し明るいレンズが欲しくなりますね。
一通り撮影して星景は終了。
あとは日の出まで再び仮眠します。旭岳山頂でご来光を撮影しようと思っていたけど今回はスルーすることに。
夕方登った時に朝景をイメージしてもイマイチな感じだったのでね。あとは時間ですね。登ってしまうと予定の下山開始時刻に遅れてしまいそうなので今回はテントの近場から撮影することにします。
ってことで3たびお休みなさいzzz。
ではまた~。
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