寒い、すごく寒い。寒くて浅い眠りにもつけない感じ。足元にホッカイロ入れたけど、それほど効果がない。星景を21時過ぎに撮り終わってテントに戻ったけど、0時くらいまで寝付けないでいた。明朝は4時頃起床予定なので、まだ時間がある。
持って行ったシュラフはモンベルのUltra Light Super Spiral Down Hugger #3。名前が長いけど、#3なので、0度前後が限界のものだと思う。まあこれじゃあ寒いだろうなとは思っていましたが・・。寝たときの格好は、夕方に旭岳山頂に登った時と同じ(ダウン×2+アルパインパンツ)。じわじわと来る冷えには勝てなかったみたい。
そこで今回事前に考えていたのが、山登りする人なら必ず持っていくエマージェンシーシートを使うこと。「体が放射する熱の90%を保持」って説明にもあるので、これを巻いて寝れば寒さ知らずで熟睡できるじゃないかと考えました。山登り始めた時に買ってから今まで一度も使わず(幸運にも)。ようやく出番がやってきました。
実際に体に巻いて寝袋に入りなおしたら徐々に体が暖かくなり、結果的に予定の起床時間直前まで熟睡することができました。ただ目が覚めた時に感じたのは、若干の蒸れ感。寝袋から出て、シートを体から外すとシートとズボンの間に汗をかいていました。ちょっと使い方を間違えたかな。体に巻くんじゃなく、シュラフの上から使ったほうがよかったのかも。それとも着過ぎたのかな。
機会あればまた効果的な使い方を試してみたいと思いますが、それよりも暖かいシュラフを買うほうが安全かな。ちょっとよさげなものを探してみよう。

白雲岳からの日の出
今時期の日の出は白雲岳の方向から登ります。テントから出ると東の空はすでにオレンジ色。適当な場所を見つけて撮影します。
山から太陽が出るか出ないかくらいまでが撮影タイム。完全に顔を出してしまうと手に負えません・・。

旭岳山頂にも朝
旭岳にも日が当たります。1人山頂で撮影している人影が見えましたが、この日なら雲海も見えたんじゃないかな。
あんまりゆっくりと撮影もできないので、良い所で切り上げて、テントに戻って朝食。その後テントを撤収して下山します。

テントには霜が
テントを片付けようとしたら霜がついていました。外気は氷点下まで行ったのかな。寒かったもんなぁ。

撤収完了、下山開始
片付け完了。
また来たいですね、ここのテン場は。いくつもルートが考えられるし、下山時間に余裕があれば、旭岳山頂でご来光も楽しみたい。
結局今回は4張りのテントがここで一晩を過ごしました。1人はもう出発済み。ほかの2組も撤収を開始しています。
出発は7時の予定でしたが、早めに用意ができたので出発することに。まずは旭岳分岐まで戻ります。

風がかなり強い 左奥が北海岳
30分ほどで分岐に着きますが、昨日以上に風が強い。
昨日北鎮岳をスルーしたので、お鉢平を周遊せず登って帰る往復ルートも考えましたが、この風じゃ登っても楽しめなさそうなので、やっぱりスルーすることに。
予定通り周遊ルートで帰ります。北海岳まで頑張れば、その先はほぼ無風地帯のはず。

左奥 トムラウシ 右手前 裏旭岳
風が若干弱まった時にさっと撮影して先を急ぎます。歩いていないとあっという間に体が冷えてしまう。
トムラウシもこの時は山頂が見えていましたが、途中振り返ったら雲に隠れていました。向こうも相当風が強そうです。

石室までもう少し
想定通り北海岳以降はほぼ無風地帯。逆に歩いていると少し汗ばむくらいです。
途中にある2か所の渡渉地点も問題なし。この後は少し登って黒岳石室に到着。ただなかなかの賑わいのようなので、このまま黒岳山頂に向かいます。
9時10分頃黒岳山頂到着。少し休憩して、最後の景色を楽しみます。
今日は土曜日なので、下から人がどんどん登ってくる。やっぱり金曜日に夏季休暇取ってよかったw。
あとは黒岳登山道を下って、10時20分頃登山口到着。1泊2日の裏旭キャンプ指定地でのテント泊終了です。

ロープウェイの車窓から
リフト&ロープウェイで楽して下山。
今回も楽しいテント泊でした。また違うルートで来たいなと思います。
まあ紅葉が終わっていたのは残念だけど、そのうちタイミングの合う時が来るでしょう。
これで今年のテント泊は終了。結局行けたのは2回のみ。天候との絡みもあるから仕方ないけど、来年はもう1・2回くらいは増やしたいなぁ。
ではまた~。
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