山スキーで樽前山に行ってきました。山スキーは今シーズン初。ようやくって感じです。
登山口は支寒内から。苔の洞門の札幌寄りに少し戻ったところからです。たぶん行けばすぐわかると思いますよ。
樽前山は道々141号線が通行止めになる直前に行っていますが、正直これで来年まで登ることは無いなって思ってたんですよね。でも地形図見てたら、支寒内から外輪まで緩やかな傾斜になっているのを見て、これからスキー向きかなって思ったので行ってきました。

最初の分かれ道、正解は右です
さっそくスキーを履いて9時頃にスタート。で、いきなり関門が訪れます。見たとおりの分かれ道。始め右側に進路を取りますが、ふと左側のコース奥を見るとピンクテープがチラホラ。あれ間違えたかな?と思い、戻って左のルートを進みます。
その先でもいくつか分かれ道になりますが、結局どこを進んでも行き止まり・・。20分くらい時間を無駄にしました。何のためのピンクテープだったのか。

あるのは動物の足跡のみ
右のルートに戻ってからは1本道。迷うことなく、ゆるやかな傾斜を登っていきます。積雪は足首も無いくらい。天気も良く、こぼれ日を浴びながら楽しく登っていきます。
一度だけ谷(苔の洞門の続き箇所?)を超えてからは、明瞭な道がなくなりますが、要所にピンクテープもあったりで迷うことは無いはず。初めてのルートでしたが、gpsもあるし、スマホでもジオグラフィカを時折確認していたので問題はありませんでした。
あとは谷にそって進んでいきます。樹林帯の為、すこし積雪も少なくなり、時折岩の上に乗ってしまうこともありましたね。1月頃ならもう少し雪も積もって、そんなストレスは感じなくなるかな。

樹林帯を抜けたら、青空バックの溶岩ドーム
樹林帯を抜けると快晴の青空に白い溶岩ドームが迎えてくれた。最高に美しい。もっと近くで見たい気持ちが強くなります。
で、最後の難関が外輪への登りルート。溶岩ドーム目指して直登しようか、それとも少し左側によって、直登よりは緩やかに見える場所を登ろうか?
どうしようか考えながら歩いていたら、結局、直登するしかない場所に出ていました(汗)。左側を登るには、もう少し手前からルート取りをする必要があったみたい。

直登ルートしか・・
近づくとなかなかの迫力。とりあえず行けるところまでスキーで登ります。きつくなってきたところでアイゼンに交換。山スキーをデポしたのは、雪にまだ木が隠れておらず、結構な塊である場所。これなら間違ってスキーが滑っても木が邪魔をしてくれるかなと思って。

目標を見つけて少しずつ登っていく
もうちょっとで溶岩ドームが見えてくるはず。少し先の木を目標に、また次の木、次の木とゆっくりですが登っていきます。斜面は結構カリカリ。その上にパウダーの雪が薄く乗っている感じです。

ああ美しい溶岩ドーム
12時頃外輪に到着。ちょっと雲が多くなってきたけど、ほぼ無風。全然寒くない。
それにしても溶岩ドームが美しい。
しばし見とれながら休憩します。

のんびり休憩中
パン食べながらコーヒー飲んで休憩中。併せて溶岩ドームのタイムラプスも撮影します。タイムラプスはそのうち数本を1つにまとめてからupしたいと思います。30秒くらいのを1つupしてもあまり見ごたえが無いですからね。
無風とは言え、さすがに1時間くらいいると寒さを感じ始めます。タイムラプスの撮影も終わったので下山することに。

アップで
名残惜しいが下山開始。慎重にスキーをデポした場所まで下ります。
スキーに履き替えてからは、ほぼエスカレーター状態。途中雪の少ない樹林帯は慎重に滑りましたが、谷を越えてからは雪もそこそこあるので心配なく滑れます。でも時間的に少し雪が溶け始め、重たくなってきたのが残念。
3時間くらいかけて登ったけど、下りは30分もかからないくらい。で、無事ゴール。さすがに初スキーだったので太ももがパンパン、上りよりもしんどかったw。

K2 WAYBACK 82 174cm 15-16
ルート的にも難しくないし、帰りはほぼ下りなので、また天気がよかったら再訪したいですね。ただ途中に熊のでっかい足跡もあったので、夜明け前とかはまだ注意したほうが良いかな。早く冬ごもりしてくれればいいんだけど。
最近は平日快晴、週末悪天候が続いていたけどこの日は大当たり。こんな週末が今後も続くといいですね。
今後も無理しない程度に山スキーを楽しんでいきたいと思います。ではまた~。
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