ようやく天気も安定してきた3月最終土曜日、ニセコアンヌプリに登ってきました。
以前から登りたい冬山リストには入っていたけど、なかなか天気に恵まれず、ようやく全道的に好天の予報だったこの日に登ることができました。
会社終わって帰宅後、晩御飯を食べてから出発します。
ひと眠りしてからの朝方出発は布団の誘惑から逃れることができないので、とにかく山の近くまで移動してしまいます。

結局寝過ごす・・
今週は満月週だったので、月明りの羊蹄山を撮影してからご来光登山へ、という予定でしたが結局見事に寝過ごしてしまいました・・。
目が覚めた時にはすでに空が明るくなっていたので、アンヌプリ登山口に移動前に羊蹄山を撮影することに。
思ったより山頂が色づかなかったな。

インフォメーションセンター駐車場奥からスタート
撮影終了後、朝飯食べてから移動。
7時過ぎにニセコ町五色温泉インフォメーションセンターの駐車場に到着。
先に1台停まっており、準備中に男性が1人戻ってきたので話を聞いてみると、天気が良かったのでキャンプをしていたとのこと。
今年はできなかったけど、冬山テント泊もやりたいことの1つ。たしかにここら辺ならデビュー戦には持って来いかも。

トレースがしっかりと
準備完了して7時40分頃にスタート。
雪原に出てみると結構な数の足跡。
最初は夏道を歩こうかと登山口まで少し戻る予定でしたが、よくよく観察してみると、そのまま真っすぐ山の斜面を登って、稜線まで上がった方がルート・時間的に良さそうと判断。トレースを追って歩き始めます。
ツボ足でスタートしましたが、まだ斜面に太陽があまり当たっていない為、雪が固く、稜線が近づくにつれて結構カリカリになっていたので、初めからアイゼンつけた方が良かったかなと思いました。

見慣れたケルン
なんとなく見慣れたケルンに到着。無事夏道に合流できました。
遠くの昆布だけはすでに霞んで眺望はイマイチ・・。

早めにアイゼン装着
しだいに気温も上がって雪もゆるんできているけど、早めにアイゼン装着。つけといた方が精神面でも安心できます。

たくさんのシュプール
斜面にはたくさんのシュプール。
本当に滑るのが好きなんだなと思う。
五色温泉に落ちる斜面だけでなく、南側も結構な数のシュプールがありました。
そちら側は結構斜度があり、ニセコルールでは禁止区域に入っていないけど、みんな勇気があるなあと感心してしまう。

直登!
夏道ならもう少し登ると左側の斜面をジグザグと登っていきますが、冬山の場合はそのまま山頂目指して直登します。
見た目ほど急ではないんですけどね。

お久しぶり
なんか久しぶりのアングル。
避難小屋が白い雪原の上にあるのもなかなかいい感じ。
ちなみにこの稜線上がかなりの強風。すこし体を持っていかれてバランスを崩しそうになりました。風が強いので雪もカリカリ、慎重に進みます。

下の扉が開きっぱなし
9時頃に山頂到着。誰もいないみたい。
お久しぶりの避難小屋。結構雪は解けているようす。
ちなみに避難小屋の扉は上下セパレートになっていて、雪深いときでも開けやすくなっているんだけど、下扉が開きっぱなし。ちゃんと閉めないとと思ったら、

扉が壊れてた・・
壊れていましたね・・。
風とかじゃないよね、上はちゃんと残っているんだから。
中にも雪が吹き込んでいたし、これじゃあ誰かが万が一という時に役に立たない。

春霞?
山頂からの景色は霞んで残念な感じ。風は強いけど天気は良いので少し休憩。

名もなきとなりの山へ
休憩していると隣の山頂が目に入る。
名前はついていないようだけど、いつもそのうち行ってみようと思っていた山。
今なら歩きやすそうなのでちょっと行ってみることに。
まあ山頂についても特に景色が変わるわけでもないので、とりあえず行ってみたって感じかな。
左に小さく写っているのはスキー場から登ってきたボーダーのみなさん。続々と登って来ていましたね。

帰りも慎重に
避難小屋まで戻ったら、そのまま下山することに。
お湯沸かしてコーヒーでもと思ってたけど、風が強いのと景色もイマイチだったのでやめました。
帰りは結構雪がゆるんで少し踏み抜きもありました。朝イチではなく、この時間から登るならスノーシューとかの方が良いかな。
最後は結構汗ばむ感じで駐車場に到着。これから登ろうとしてるボーダーさんもいたりで、駐車場は満車状態。
景色はイマイチだったけど、来年はご来光登山で登ってみたいかな。
ではまた~。
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