先日海岸で三脚ごとカメラを倒してしまいレンズを破損してしまいました・・。
ボディは一部のボタンの押し戻しが悪くなったくらいで、特に影響はなさそう。
ただ、レンズはマウント部分が壊れていまいグラグラ。買い替えることも検討しましたが、まずは修理に出してみることに。
すべては見積り次第ということで。

マウントがグラグラに・・
以前までは何かあればサービスセンターに持ち込んでいましたが、札幌では2017年をもって営業終了。
なのでウェブサイトから修理依頼を申し込みました。
修理・メンテナンスのお問い合せ・お申し込み
修理の流れとしては、
<申し込み>→<ヤマト引き取り>→<修理>→<ヤマトお届け>
って感じで、手続き自体は簡単です。
見積りも、申し込みページで破損状況を入力したところでおおよその費用がわかるので、この段階で修理する・しないの判断もできるし、実際にレンズを送って正式な見積り確認後に判断することも可能です。
ただしレンズを送る場合、ヤマトの引き取りを利用するので1620円の手数料がかかります。修理しないで返送してもらう場合でも、この料金がかかるのでご注意を。
指定日にヤマトが段ボールをもって引き取りに着てくれるので、同梱されている梱包材にレンズを入れて引き渡します。行先は「キヤノン大分修理センター」らしい、結構遠くまで行きますね・・。
ここからはすべてメールとCANON iMAGE GATEWAYの管理画面で進捗確認などを行います。
なので、申込時に登録を求められます。

レンズの修理金額は・・
数日後にメールが来て見積金額を確認したところ、事前にサイトで確認していた金額と大差ないので修理をお願いすることにしました。
一応買い替えに備えて候補レンズをとかを物色していたんですけどね、ちょっと残念な気も・・。

実はボディの方が重症だった・・ ※これは修理から戻って来た時の画像
で、問題だったのはボディの方。
実はボディもセンサーの掃除をしてもらうために、レンズと一緒にメンテナンスの申し込みをしていました(あんしんメンテスタンダード)。
以前は札幌のサービスセンターに持ち込めば1080円、翌日引き渡しでやってくれたのに、今は3240円かかります、その上に引き取り費用もレンズとは別にかかるので+1620円。結構な金額になります・・。
後日ボディの見積もりメールも届きましたが、内容を見てビックリ。
てっきりセンサー掃除(あんしんメンテスタンダード)の3240円かと思ったら、気になっていたボタンの陥没による部品交換、および前板ビス受けの破損などがあるということで、約6万円の見積もり金額が来ていました。
マジか・・。
ボタンだけなら気にしないけど、前板ビス受けが破損している以上、修理しないわけにはいかないので修理をお願いすることにしました。ボディの買い替えはレンズのようには簡単にはできませんからね、仕方ないです。
そしてこの段階で、『あんしんメンテスタンダード』から『あんしんメンテオーバーホール』に変更となりました・・。
ちなみに『前板ビス受け』はボディ側のマウント部分(銀色部分)のことです。
http://cweb.canon.jp/e-support/faq/answer/image/66934/5DMkIII.JPG

結局ボディの修理費用は・・
数日後さらなる悲報が届きました・・。
修理のために内部を分解したら腐食によるメインシャーシの交換等が必要とのこと。
見積もりは約7万円。
ここまで来たらやるしかないでしょう・・。ボディを買い替えるなんてまだまだ先。これからもしばらくの間は5Dmk3に頑張ってもらうつもりなので、ここで一度きれいにしてもらえれば、買い替えるよりも安上がりですよね。
それにしても腐食ってことはやっぱり海水の影響なのかなぁ。風が強い日はカメラ自体が海水をかぶることもありますからねぇ。
※メインシャーシが具体的にどのパーツをさすかはわからず
ということで、CANON iMAGE GATEWAYの管理画面から修理依頼をして、あとは待つのみ。

先にレンズ到着!
別々のタイミングとなりましたが、レンズ・ボディともに戻ってきました。
特にボディは外側のカバーユニットがグリップ部分を除いてほぼほぼ交換となっていたため、見た目が新品同様。あまりのキレイさにちょっと感動です。

実は知りたかったシャッター回数が分かった!
同封されていた書類には、修理内容と点検項目が細かく書かれており、シャッター(レリーズ)回数が7.3万回程度であったことも確認できました。ちょっと気になっていたので、わかってうれしい。
カタログ上では15万回程度とあるので、まだまだ大丈夫そうです。
CANON EOS5D Mark3 カタログ
P22 右下参照

修理・点検項目が細かくかかれています
で、今回唯一不満だったのが支払い方法。
引き取りの時と同様にヤマトが届けてくれましたが、支払い方法が現金払いのみでした。

事前に説明はあるけどさ・・
もちろんサイトではそのように書かれていたので承知はしていましたが、レンズが3万、ボディが7万くらいとなかなかの高額。これをわざわざ口座から引き落として準備しておかなければならず、非常に面倒です。
サービスサポート窓口への持ち込み対応ならクレジットカード決済が可能なのに、配送だとなぜ現金払いのみなのか。ヤマトもクレジットカード決済は対応しているんですけどね・・。ちょっと理解できない仕様なので、改善してほしいです(修理後のアンケートにもその旨書きました)。
個人的にはキヤノンのサイト上でカード決済をして、修理品は受け取りにのみにしてもらうのが一番スムーズで便利なんですが。
結局今回の修理で5月中旬からの約3週間を失ってしまいました。季節的に良い時期だったのでもったいなかったですね。
ただ新品同様のレンズとボディになったので、これから楽しく撮影をしていきたいと思います。
ではまた~。
この記事へのコメントはありません。