土曜日に神居尻山に登ってきました。
この週末も北海道の天候は微妙な様子。いつも通り樽前山もいいけど、そういえば札幌近郊で登っていない山があるよなってことでコチラを選択。
神居尻山は2016年10月に一度チャレンジしましたが、その時は降雪のため途中敗退していました。
ただ今回の天候も良くなくガスガス、ちょっと残念な山行となりました。

Bコース登山口 熊の注意分が3枚も・・
朝6時前に自宅を出発。神居尻山登山口のある道民の森神居尻地区に向かいます。
道民の森は当別町・月形町にまたがっており、一番川地区や月形地区など6つの地区から形成されています。それぞれにコテージやキャンプ場の宿泊施設があったり、体育館やバーベキュー、川遊びなどのアクティビティを楽しむ施設が用意されている場所です。
道民の森
7個30分頃到着。
駐車場は色んな場所に用意されていますが、山登りなら登山口BコースとCコースの間にある駐車場が便利だと思います。
今回到着したときにには自分含めて3台しか停まっておらず、その少なさにビックリ。
神居尻山の登山口は、A・B・Cの3つがありますが、今回はBコース→Aコースのルートを選択。準備してBコースの登山口に向かいます。

神居尻山の登山届(入林届)&下山届
神居尻山の登山届はこのように下山届と2つに分けることができます。
登山届は登山口(Bコース)のBOXに、残った半券の下山届は下山口(Aコース)のBOXに投函します。
これなら登山口と下山口が別々になっても大丈夫なので便利ですね。

6月に出たらしい
で、登山口に張られていたのが熊出没の注意文。
いずれも6月ですが、B・Cコースの分岐付近で熊の足跡、小熊2頭が目撃されたとのこと。なので、今回は熊鈴つけて登ります。
これで準備万端、7時40分にBコース登山口から出発します。

ひんやり気持ちいいけど視界ゼロ
天候はガスガスだけど、その分気温は低め、湿度も気にならない程度で快適に登っていきます。
靄に包まれている樹林帯を歩くのも悪くないです。

登りには好都合な木階段
少し登ると階段がスタート。
結構細かく木階段が設置されています。登りは歩きやすいのでありがたいんですけどね、下りはどうしても木の部分が滑りやすく歩きづらいのが難点です。

パノラマ景観図も今回は役に立たず
樹林帯を抜けてもガスガスで景色は見えず・・。天候さえよければいい景色が見られるんだろうなと思いながら歩いているとBコースとCコースの分岐に到着。
設置されているパノラマ景観図も今回は役に立たず。また次回。

エゾカンゾウ
神居尻山は花の山としても有名らしく、山頂に向かう稜線歩きから少しずつ花もチラホラ。エゾカンゾウやヨツバシオガマなんかが目立っていました。
吹く風も気持ちよく山頂を目指します。

気づけば山頂に・・
事前に調べた感じでは、BC分岐から山頂まで結構な高度差があったように見えたけど、今回は山頂がガスに隠れて何も見えず、高度感や山頂までの距離が全く分かりませんでした。
で、気づいたら山頂に到着(9時5分)。
2時間くらいかかるかと思ったら意外と早く着きました。
山頂には先行者が1名、少しお話ながら菓子パン食べて休憩。
気温は13度くらいで風も涼しく快適です。

靄の中にたたずむ
15分くらい休憩してAコースから下山開始。
神居尻山には避難小屋がありますが、登山道や山並みとの写真を撮りたかったんですよね。でも周りは何も見えないので今回は断念。

まあまあキレイ
せっかくなので避難小屋を見学していきます。
天候のせいもあって、小屋内はさすがにひんやりとして湿っぽい感じ。
ここはあくまでも休憩目的の場所のようす。本当はここに泊まって夕景・朝景を撮りたいんだけど、ちょっとそれは無理っぽい感じですね。

2階の入口は裏から
冬の出入り口は裏の方。Aコースから登ってきた方についています。

丁寧に笹刈されています
登山道は丁寧に笹などが刈られていました。階段や登山届といい本当にありがたいです。

Aコース・ピンネシリ分岐
Aコースとピンネシリへの分岐に到着。ピンネシリへの縦走はできないのかな、石が置かれて行っちゃダメ的な雰囲気が出ていました。
Aコース登山口へ向かいますが、ここから傾斜がきつくなります。雨は降りそうにないので、花でも撮りながらゆっくり下山していきます。

ゴゼンタチバナ

タニウツギ
他にも花は色々咲いていましたが、とりあえず目立った花だけを撮影。特にタニウツギのピンク色は緑の中に咲いていると目立ってキレイでしたね。
3組6名くらいとすれ違いながら登山口目指します。
途中木階段で足を滑らせて尻もちをつきました、やっぱり注意が必要ですね・・。

無事到着
11時20分頃、無事Aコース登山口に到着。下山届の半券をBOXに入れて終了。
Aコースを下山ルートに使うのは微妙かな、登りに比べるとちょっとダラダラと長すぎるかも。コッチは登りに使った方が楽しそうなコースですね。

熊鈴は2個使い
あとは駐車場まで歩きます。
Aコース登山口はBコース登山口からさらに奥にありますが、山歩きすることを考えたらそうでもない距離。ましてすべてアスファルトですからね、歩きやすいので大したことはないと思います。
途中の管理棟に自販機があったのでコーラを購入して飲みながら歩きます。ちなみに今回の山行では500mlのアクエリアス1本しか飲みませんでした。
で、駐車場についたらほぼほぼ車が埋まっててビックリ。みんな登山客なのかな?
神居尻山は実質初の登山となりましたが、やっぱり天候が残念でしたね。まあおかげで涼しく登れたましたけど。
あと樽前山に行くのと時間的にはあまり変わらないことに気づきました。今度からコッチをメインにしても良いかな、樽前山はいつも混んでますからね。
とりあえず天気のよさげな日に近々再訪したいと思います。
細かいルートや時間などはヤマレコページから確認できますよ。
ではまた~。
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