9月2回目の3連休は最終日の月曜日に黒岳からお鉢平を回ってきました。
旭岳から裾合平経由のコースも考えましたが、人混みが多そうだったのでコチラを選択。お鉢平周りは過去にも歩いたことがあるけど、まあいいでしょう。
前日移動で層雲峡公共駐車場で車中泊。同じ山登りの人や自転車の人たちもいました。屋内駐車場なのでありがたいですね。

ロープウェイで7合目まで
朝4時過ぎに起きて朝食食べて、準備します。
この日は私用があるので、17時までには札幌に戻らなければなりません。少しでも時間ロスを無くすために6時の始発を狙います。5時30分頃到着しますが、すでにチケットを買って並んでいたのが8名ほど(早いね)。自分も往復チケット(1950円)を買って列に並びます。
紅葉の時期でもあるので、観光目的の人たちも含めて次々と人が集まってきます。結果、6時よりも早く始発が運航することに(ラッキー)。

5合目ロープウェイ屋上から
ロープウェイで5合目まで上がり、そこから7合目にある登山口へはリフトで上がります。ただロープウェイの始発は早くなったけど、リフトは定時の6時30分スタートらしい・・。
なので時間つぶしの為、ロープウェイが到着する黒岳駅の屋上から景色を眺めることに。遠くには雲海が見えましたね。

紅葉もほぼほぼ終わりかな
しばらく景色を楽しんだところでリフト乗り場へ移動します。途中に見上げる黒岳は紅葉よりも白いダケカンバがよく目立ちます・・。来るのが遅すぎたんだろうな。
往復チケット(600円)を購入してしばらく待っていると、なんとこちらも定時前に運航開始してくれました(イェーイ)。7合目登山口へ。

あまりパッとしないまねき岩
リフトの移動中はそれほど風も強くないけど、すこし肌寒い感じ。山登りにはちょうど良いですね。7合目登山口に到着して、入山届に記入したら黒岳山頂目指して出発です。
木々はほとんど葉っぱが飛ばされて色的にもくすんだ感じが多かったように感じます。途中に見るまねき岩も今イチ・・。
天気は青空も見えますが雲も多くスッキリとはいきません。風は黒岳がブロックしてくれるのでたまに涼しい風が吹くくらいです。

すでに向こう側は雲に襲われている
1時間弱で山頂到着。そして到着と同時に強風にお出向かいされます・・。体が冷えないうちに石室まで下ります、一休みはそれから。
ちなみに「石室」は「いしむろ」って読むんですね。今まで「せきしつ」って読むと思ってました(恥)。

有毒温泉っぽい雰囲気は出ていると思う
黒岳石室を出発して今回は北鎮岳経由の右回りで歩きます。午前中のほうが天気が良さそうなので、どうせ北鎮岳登るなら景色を見たいですからね。
ほぼ平坦な道を歩いてお鉢平展望台に到着。奥に見えるのが有毒温泉と言われる場所。強力な毒性を持つ硫化水素の火山ガスが出ているんだとか。

のぺっとした写真になっちゃったけど、北海道で2番目に高い山(2240m)
お鉢平展望台からはずっと登りが続きます。結構しんどくて、たまに休みながら登ります。
登り切ったところが北鎮岳分岐。写真に写っている北鎮岳はだらしない感じでのぺっとしてるけど、北海道で2番目に高い山です。2240m。
山頂も強風で流されてくる雲で見え隠れするくらいですが、せっかくなので登っていきます。
で、山頂着いたらもっと強い風にあおられます。うまく風をよけられそうな場所を見つけてカロリーメイトで軽食。そうこうしている間にも目の前が真っ白になったり、お鉢平が見えたりと目まぐるしく景色が変わります。

ここの登りが一番きつかった
北鎮岳から下りたら今度は中岳目指します。ただ他の山々とは違い山感は無く、道中に標識があるだけ。この先の間宮岳や松田岳、北海岳もそんな感じです。
そしてここから間宮岳までの登りがきつかった・・。昨年も裏旭岳でテント泊する際右回りで歩きましたが、ココが一番辛かったです。次回裏旭岳でテント泊するなら左周りで行くと思いますね。
もちろん左周りも北海沢から松田岳までの登りがありますが、キツイのはその1か所のみ。右回りはもう一つキツイのが北鎮岳分岐前にもありますからね。

左から北鎮岳・凌雲岳・桂月岳・黒岳
キツイ登りを終えて間宮岳を通過し間宮岳分岐に到着。とりあえず腰を下ろしておにぎりタイム。少し休憩します。
目の前には北鎮岳や凌雲岳、桂月岳、黒岳が一望できます。やっぱり北鎮岳が目立って大きいですね。あと凌雲岳に夏道は無いようす。
たぶん冬なら登ることができそうですね。黒岳や旭岳もロープウェイは冬場も運航しているので、一度真っ白なお鉢平も見てみたいです。

次回は伺いたい旭岳
休憩した間宮岳分岐は旭岳への分岐でもあります。夕方の用事が無ければ旭岳も往復したかったんですよね。
今回は無理ですが、次回は必ず登りたいと思います。

ここも強風の北海岳山頂(後ろは北鎮岳)
おにぎりタイムが終わって今度は北海岳へ。間宮岳分岐からここまでのルートが一番強風でしたかね。時折体も持っていかれるくらいでした。
山頂標識の右後ろの山が北鎮岳。向こうからぐるっと回ってきたのがわかると思います。

気温は9度くらい
休憩するたびに気温計を見ますが、この日は大体9度くらい。これに強風なので体感的にはもう少し低いのかな。ただ歩き続けているのでそれほどの寒さは感じません。

一気にワープ
風の強い北海岳山頂もすこし山を下れば無風になります。この後万年雪の残る北海沢を通って有毒温泉から流れてくる赤石川を渡渉しますが、ここらあたりで小雨がぱらつき始めました。加えてデジカメの電池も切れてしまいました。
予備はありますが、ザックの下の方にある為取り出すのが面倒くさく(段取り悪い)、すぐに取り出せたモバイルバッテリーで充電することに。そのため黒岳石室までの画像は無し。
小雨は黒岳石室に到着するころには止みましたが、結局そのあとも降ったり止んだりの繰り返しでした。
石室で休憩後、黒岳から帰ります。

ロープウェイ車窓から
登りの逆で、リフト→ロープウェイで下山しました。怪我無く無事終了。
旭岳に登れなかったのと紅葉のピークを見ることができなかったのが残念。この時期には以前も登ったことがあるけど、未だ紅葉のピークを見たことが無いですね。来年に期待です。
今回の山行のルートや時間は下記のヤマレコページから確認できます。
前回のgpsの電池切れの影響でスタートが神居尻山からになってます、スミマセン・・。
ではまた~。
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