昨年まで2年連続で初登りは風不死岳でしたが、2019年は樽前山にしました。
一度、道々141号線の支笏湖側入り口から、歩きでどれくらいの時間がかかるのか確かめたかったから。
冬の樽前山は一度登ったことがありますが、その時は運よく管理人さんのスノーモービルに拾ってもらえたので、かかる時間を把握することができませんでした。
もちろん他の方のヤマレコとか見ればおおよその目安はつきますが、自分で確認しないとわからないこともありますからね。
ということで前日はいつもどおり支笏湖で車中泊。4時ころに起きて朝食後、準備して出発です。
スタート時間は5時過ぎ、快晴予報なので本来ならご来光登山といきたいですが、今回は行程を把握することが優先なので、そちらはまた次回以降に。
気になる道々の状況は数日雪が降っていないこと、またスノーモービルやスキーなどのおかげで圧雪されておりツボ足でOK。
まずは5合目登山口を目指します。
約1時間くらいで5合目ゲート前に到着。林道はほぼ無風なので、1時間も歩けば結構汗だくです。
錦岡方面はすこし明るくなってきましたね。ご来光は諦めているとは言え、かなり良さげな朝景が見られそうなので、若干の後悔も・・。
ヒュッテ手前の林道からは少しピンクに染まる樽前山が見えました。山肌見ると思ったより雪が積もっていないかな。
7合目登山口まであともう少し。
1時間位で5合目ゲートから7合目登山口に到着。
休まずに登山開始します。スノーシューをつけるか迷いましたが、引き続きツボ足で登ることにしました。
登り始めて少ししたら林の奥から太陽が。やっぱり今日は快晴だ。
樹林帯を抜けて夏道なら木階段がある所。当然雪で埋まっていますが杭はまだ結構顔を出しています。見上げた山頂はまだ山肌が見えるのでこのまま夏道を行くことに。
さすがに風が強いのでフードかぶって進みます。頬がチリチリしてきた。
風不死岳も日の光を全身に浴びて気持ちよさそう。向こうに登っている人もいるだろうか。
振り返って支笏湖と周辺の山並み。
今日はどこの山に登ってもよさそうな天気ですね。
そういえばイチャンコッペ山や紋別岳はまだ登ったことないな。冬の間に一度登ってみようかな。
相変わらずの快晴です。太平洋もキラキラしてる。
夏道は丁度谷側の端が出ており道が明瞭。そして軽石や砂地が固まっており歩きやすい。
引き続き夏道を進みますが、少し危ないと感じたところは分岐手前のところかな。
サラサラの雪の下が少しだけクラストしていて滑りそうでした。強めにキックステップすれば問題ないと思うけど、気になる人はアイゼンでもつければ大丈夫かと思います。
分岐に出たとたん強風にさらされます。東山山頂よりもここのほうが風が強かった。
見上げた山頂への道も雪はほぼ無し。風で吹き飛ばされるんでしょう。
ここもいい感じに固まっており登りやすいです。
山頂到着、夏道なら40分くらいで登れるのに1時間15分くらいかかってしまった。
目の前に見える真っ白い溶岩ドームが美しいですね。
スノーシューとアイゼン持ってきたけど、下山含めて使わずでしたね。
気温計は-10度くらい。風があるのでもう少し寒く感じますが、時折風が止んだ時には太陽も出ているので寒さを感じないくらいでしたね。
一応山頂待機用用に持ってきた厚手のダウンを着て写真や動画を撮っていきます。
ただ今回goproが不調で撮影できなかったため素材がかなり少ない。
なのでいつもの動画は作れないかも・・。電池は問題なさそうだったのでメディアが寒さでダメだったのかなぁ。ちょっと今後が心配です。
30分ほど山頂の時間を楽しんでから下山開始。
余裕があればお花畑ルートから帰りたかったけど、今日はその元気無し。来たルートをそのまま帰ります。
夏道のところで、犬連れの方、ボード背負ったカップル、あと3人組とすれ違いました。ボードは滑れるところあったかな。
それにしても帰り道が長くて遠い。帰りのことを考えるとスキーで来た方がいいんだけど、ほとんど平坦な道をスキーで歩くのも意外とストレスなんですよね。
一応別の手は以前から考えているんだけど、やっぱり次回登るときは試してみようかな。
結局1時間30分ほどかかって車まで到着。山登りよりもそこに行くまでの道のりで疲れた山行でした。でも今度はご来光目指して登りたいと思います。
今回の山行ルートやコースタイムは下記のヤマレコページから確認できます。
ではまた~。
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