有給を取った水曜日、札幌近郊の空沼岳に登ってきました。近いからこそいつでも行けると思ってはや数年w、ようやくその時が来ました。
6時過ぎに自宅を出発。セコマで諸々購入してから採石場を抜けて登山口を目指します。
場内には看板も出ているので迷うことは無いけど、本当にこのまま進んでいいのかと初めて来る人は疑心暗鬼になるんじゃないかな。
車は橋前のスペースに停車。登山口の300m手前くらいまでは車で行くことできますが、スペース的には数台くらい。
なので行ったはいいけど停められずに戻ってくるのが面倒くさい人は橋前に停めることをお勧めします。
10分ちょっと歩く距離が増えるだけですからね。
ヤマレコでよく見るアングルの写真なので自分も撮ってみたw。
登山口はもうすぐそこです。
小屋の中に登山者名簿があるので記帳していよいよ出発します。先行者は2名ほどいるようす。
平日だけあって静かですね、川の流れる音だけが聞こえていい感じ。
小屋のすぐ前を流れる2本の川にそれぞれ橋が架かっていました。
写真は2本目の橋ですが下山時に足を踏み外して右足が沈没しました・・。
橋を渡ってすぐにある看板。ここが空沼岳の登山口らしいので、ようやくスタートです。
それにしてもヘタうまなこの字がなんとも愛嬌がある。
全行程とおして結構な数の倒木がありましたね。乗り越える箇所も3・4か所ありましたが、それよりもこのようにアーチ状になっている方が多かったかな。
前半はゆるーい登りをひたすら歩く感じで、それほど面白くは無いですね。ひたすら足を動かします。
気になっていた泥濘はほとんど気にすることはありませんでした(前半はね)。
泥跳ねが気になる人はスパッツ(ゲイター)をした方がいいと思うけど、自分はつけて歩くと暑いので基本的にはつけない派です。
この日は天気が良くて木漏れ日が樹林帯の中まできれいに差し込んでいましたね。
天気予報ではこの後少し曇る予報だけどどうだろう。
結構倒木は苔むしていましたね。近くを川が流れる場所もあるので湿度は高めだと思います。
樹林帯であまり風も吹かないので苔にとっては良い環境かも。
またまた橋の登場。ただ今回の橋の下を流れる川は結構な勢いです。登山口すぐそばの橋とは違ってしっかり作られているので大丈夫だとおもうけど、渡るときはやっぱりちょっと緊張する。
橋を渡ったら最初の目的地「万計沼」までもう少し。そしてその前に見えてくるのが結構立派な滝。なんて名前なのかな?
登山道から左にそれて滝の近くまで行くことができますがひんやりとして気持ちいいですねぇ。
そして滝に流れ込んでいる沢の横を少しあるけば万計沼到着。思ったより広くて水質もきれい。
ここを目的地として散歩しに来るのもありかと思います。
天気がいいので5分ほど休憩することに。
それでは空沼岳目指して再出発、まずはちょうど中間地点にある真簾沼へ。
山頂までの行程を書いてくれいていますが、竜神地蔵ってあったかな?まったく見た記憶がないんだけど・・。
万計沼までの道のりでは全然大丈夫だった泥濘も真簾沼手前では厄介な存在。でも歩きやすいようにすのこなどが設置されていて整備はされているようす。
とは言え手の届かない箇所もあるのでスパッツつけていない自分は慎重に歩きます。
登山道から横に細い道が続いていたのでそちらに向かうと真簾沼に到着。
思ったより広くてビックリ、万計沼の比じゃない。
登山道に戻って先を進むと出てきたのが「真簾沼」の看板。さっきの細道は何だったのか?獣道?
正式な場所はここだったのね。
正式な場所?から見た真簾沼。さっきの場所にもあったけど白い岩が印象的。
そして上空を見れば曇ってくれて風が少し出てきたのでだいぶ涼しくなってきた。
あとはひたすら山頂へ。
ここでもサンヨウカを見ることができました。結構な数があったけど全体的に花は小ぶりかな。すっかり花びらも乾いてきれいな白いサンヨウカでした。
山頂が近づくにつれてさっきまで曇っていたのにまた晴れてきました。もう少し曇ってくれててもいいんだけどw。
ここで朝イチで登っていた女性の方とスライド。登山っているよりトレランって格好でしたね、ほとんど荷物も持っていなかったし。
高度も上がってきて、時折開けた場所から札幌市街を見ることができます。
満月の夜の月明かりで奥に札幌夜景とかだったらきれいなんだろうけど、そんな時間にここにいることは無理だよね。
札幌岳への分岐過ぎて盛りの過ぎたウコンウツギを横目に歩けば山頂到着。久しぶりの新しい山なので新鮮だ!
風がまあまあ強くて寒くなる手前くらいの感じでしたね。やっぱり1枚着ておけばよかったかな。
山頂は思ったより横長で広かった。標識だけ撮ったら邪魔にならないように場所移動。すくなても途中でパスした1人は登ってくるはず。
この日はめずらしく山頂カップラーメン。家で沸かしてきたお湯も微妙にぬるくなっていて多少堅めのラーメンをいただきます。
ちょっとぬるいけどこの日の天候だとラーメンで正解だったかな。
それにしても以前に買った山専ボトルがどっか行ったまま見つからない、そのうち見るかるだろうとおもってもう半年以上・・。新しいの買おうか迷っています。でも買ったら出てくるんだよねぇきっと。
カップラーメンの準備をしている間に1人の男性が山頂に到着。途中でパスした人ではなかった。で、ラーメン食べている途中にパスした男性も到着。
山頂からは少しガスってはいるものの周辺の山々も見えました。手前の恵庭岳に風不死岳とチラッと樽前山。夏の恵庭岳も未だ登っていないのでそのうちですね。
遠くには羊蹄山とニセコの山並み、左には尻別岳とこちらもチラッと昆布岳が見えています(画像だと厳しいかな)。
休憩も終わって少し寒くなってきたので下山開始します。
あとは森林浴しながら登山口目指します。やっぱりほとんどが樹林帯なので風が吹かず暑いですね。それでも万計沼までならトレッキング?ハイキング?にはちょうどいいコースかな。
あとは秋の紅葉や初雪くらいの樹氷のタイミングならもっときれいな景色を見ることができるかも。
川あり橋あり倒木あり滝あり沼ありとなかなかバラエティに富んだ山だし、山頂までの時間も3時間30分くらいなので少し歩きたいかなって時にはいい距離間かもしれないですね。
また近いうちに登ってみようかな。
今回の山行ルートやコースタイムは下記のヤマレコページから確認できますよ。
ではまた~。
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