恵庭岳に登ってきました。冬山は2016年3月に登ったことがあるけど夏山は初めてです。冬山はオコタンぺ湖側から登ったので、一般的な登山道である今回の支笏湖側からのルートも初めてとなります。
ここ数日真夏日が連続しているけどこの日も暑かったですね。第2見晴台まで3時間くらいでしたが、途中湿度も高くてかなりしんどかったです。夏道が初めてということもあり距離的な感覚がつかめなかったというのもあるかな。
駐車場には7時過ぎに到着。1台の車あり。すっかり土砂崩れの影響で景観が変わってしまいましたね。
準備して8時に出発します。
先行は2名で6時30分出発みたい。今日の天候ならそれくらい早くても結構な気温になってそうだけどやっぱり早朝出発が基本だよね。
出発の時点で日差しが強くて、後で気温と湿度にやられ本当にそう思った・・。
とりあえず道なりに歩いていくと砂防ダム越しに案内が見えます。これ以外にも随所にピンクテープが多数あり感謝ですね。
昨年も道迷いや道間違いで死亡事故が起こっていることを考えると慎重になる山の一つかとも思います。
恵庭岳といえばコレというくらい有名な岩。意外と序盤に出てくるんですね、もっと後に出てくるかと思っていました。
恵庭岳の撮影スポットでもありますが、たくさんのつっかえ棒がありましたw。
とにかくムシムシする山道を歩いていきます。所々に急登があるけど基本的には緩やかな道が続きます。その急登の最たるものがこのロープ場。しかも登り専用です。ロープ無くても登れそうだけど当然使った方が楽に登れます。
時折開けた場所も通りますが、そういう場所はたいてい倒木によってできた空間だったりします。
その後も小まめに給水しながら登っていきます。ちなみにこの日はポカリの900mlとプラティパスに水2Lの飲み物。
ようやく見晴らしのいい岩場に到着。ここが第一見晴台みたい。角度的に風不死岳・樽前山は見えないんですね、ちょっと残念。
しばしここで休憩。風も適度に吹いていてびしょ濡れのシャツも乾いていきます。ポカリもほぼ飲み干したので水を補充しておきます。
見上げると山頂はガスみたい。山頂に登るつもりはないけどその手前の第2見晴台までは元から行く予定です。
結構ガスは動いているのでもしかしたら晴れてくれるかも。
とりあえずダメ元で第二見晴台を目指します。ガスってたら戻ってきたらいいだけだし。
第二見晴台へは30分くらいかな、そんなに急登は無くなだらかに登っていく感じ。
着いたら晴れてた。最近天気運が悪いので諦めてたけどそろそろ運気が変わるかなw。
せっかく晴れてくれたのでここでも少し長めの休憩を取ります。
確かに高度が上がって全体の見晴らしはいいけど、絵的には第一のほうが好きかな。やっぱり支笏湖をメインに見たいし。
それにしても恵庭岳も結構色んなところから噴煙が出てるんだな、思った以上に火山でビックリ。
庭岳越しの風不死岳。樽前山はその後ろにうっすらと見えています。
ここから先は自己責任の名において山頂へ進むらしいですが自分は行きません。2018年9月の北海道胆振東部地震での山頂部崩落以降危険度がさらに増しているようですので。
2016年3月の時には山頂まで行きました。
その時にもそれなりに亀裂があったりしてもう行かない方が良いなとは思っていたので今後も行くことは無いでしょう。
樽前山の溶岩ドームに登ることにしてもそうですが、危険性が高そうな場所に他人を誘引する可能性のあることをSNS等では出さない方がいいのかなと自分は考えています。
行くのは自由ですけどね。
第二見晴台にも咲いていました。ただここではイワブクロと呼んだ方がいいのかな?
第一・第二見晴台でそれぞれ休養を取ったのでそろそろ下山します。もう少しいても良かったけど、コバエらしきものがうるさすぎてイヤになりました・・。
登り専用のルートがあったので当然下山専用のルートもあります。結構慎重になる箇所もありましたが下山はサクサクといって登りの半分の時間で下りることができました。
下山後は涼もうと思ってポロピナイへ移動。夏休み中の家族連れが多く、子供たちが水遊びしていました。
それにしても恵庭岳の駐車場には日陰が無いので下山後の車がスゴイ熱さになっていましたね・・。
自分もコーラー片手に水遊びw。大分気持ちいいですね。これくらい熱くなるなら海パン持ってきて水浴びしたかったな。さすがに足をいれるだけじゃ体内の熱は取れない。
まあ初の恵庭岳はかなりの暑さだったので、もう少し気温が落ち着いたらまた登ってみたいと思います。
今回の山行ルートやコースタイムは下記のヤマレコページから確認できます。
ではまた~。
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