以前から支笏湖周辺で有名なスポットになっていた楓沢をはじめて歩いてきました。近くに苔の洞門があるからか、こちらは苔の回廊とも呼ばれていますね。
元々は樽前山や風不死岳への登山ルートとして利用されたのが始まりかと思いますが、その神秘的とも言える光景から現在は楓沢のみを見てまわるツアーなんかもあるそうです。
今回は楓沢の紹介というよりもそこへの行き方をサクッとまとめてみたいと思います。楓沢自体の紹介はすでに結構ありますからね。
楓沢へは紋別橋から下りて入って行きますが、そもそも楓沢は支笏湖のモラップキャンプ場と風不死岳登山口の間にあり、楓沢専用の駐車場はありません。
紋別橋から1番近い駐車スペースは、モラップキャンプ場側から1つ手前にある樽前橋の脇にあります。ただ停められて1台か2台。その為早い者勝ちとなるので停められるかは運ですね。
他にも道路沿いには1台もしくは2台くらい停められるスペースはありますが、ここは無難にモラップキャンプ場の駐車場に停めて歩くことをお勧めします(もしくは風不死岳登山口の駐車場)。
楓沢の中もそれなりの距離を歩くので、モラップから歩くこと自体を面倒くさがるならそもそも行かない方がいいと思いますw。
あと、一つ手前の樽前橋脇に駐車しても紋別橋までは歩道が無いので道路を歩くことになり結構危険です。交通量も多いし、トラックなどの大型車もビュンビュンスピード出して走りますからね。
その点モラップからは歩道を歩くことができるので車対策としても安全です。
モラップ駐車場 → モラップ橋 → 支笏小橋 → 樽前橋 → 紋別橋と約20分ほど歩いていくことになります。
モラップ駐車場に車を停めたら、さあ出発。ちなみにトイレはここにしかないのでお忘れなく。
歩き始めてすぐのモラップ橋を超えて支笏小橋へ。ここから下って道路からいったん離れます。
道はアスファルトで舗装されているけど管理されていないので、所々凸凹があったり枝なんかが落ちていますがそのまま道沿いに歩いていきます。
晴れの日なんかはこちらを歩く方が涼しくて気持ちいいはず。
一旦上がって道路沿いを少し歩いたら樽前橋に到着(枝が被って見えづらいけど・・)。
ここから再び下って下道を歩きます。
ちなみにこちらが紋別橋から一番近い樽前橋の脇にある駐車スペース。下手に気を使って2台置けるように端に停めても、相手の運転技術によってはこすられる可能性も。
せっかく楽しい楓沢から帰ってきても余計な手間・ストレスを感じない為にも駐車台数に余裕のあるモラップ駐車場の利用をお勧めします。
樽前橋から下って少し歩くと出てくるのがコンクリートの橋。ここが楓沢への入り口となります。
ここまでモラップ駐車場から約20分。
橋のプレートを確認すると「楓沢」とありますね。
沢におりて紋別橋の下をくぐって進みます。コンクリートの橋からも紋別橋は見えています。
楓沢の入り口に到着。この木をくぐっていよいよ楓沢歩きがスタートです。
歩道・下道・橋の下を歩いてきたので車の心配もありませんね。
道中はずっと砂地です。多少砂は入るけどスニーカーで大丈夫だと思います。
よく見ると無数の足跡が残っており若干気持ち悪いw。
砂防ダムも超えて進んでいくと、
2股の道に到着するので、ここは左側へ進みます。下を見れば足跡が続いているのですぐわかると思います。
右側を上がって森の中を歩くのも楽しいとは思うけど、わざわざ楓沢から入る必要は無いかな。
そのまま道なりに進んでいくと急に道幅が狭くなり始める場所に到着します。ここからいよいよ苔の回廊のスタートとなります。
紋別橋から約15分くらいかな。
後は苔の回廊を楽しむだけ。写真を撮るもよし、フサフサの苔に癒されるもよしですね。
ちなみにこの日は曇りで時間は6時30分くらい。全体的に柔らかい光って感じですね。それでも空の部分は若干白飛びしてしまいます。
晴れの日なら9時くらいからトップライトが差し込むようになるはず。ただし明暗差が激しくなるので撮影には工夫が必要です。
苔の回廊(第一回廊)の終点がこの四角い苔石がある場所になると思います。
はい、第一回廊です。苔の回廊には残り第二・第三がありますw。ただし第二回廊以降へは急登があったりするので観光目的でいくことはお勧めしません。
苔の回廊の入り口からここまででも歩いて30分くらい。駐車場まで帰ることも考えるとここまででも十分な時間・距離になると思います。
今日の自分はここで引き返し。ここから先は改めて山登り目的・装備で来たいと思います。
来た道を戻りますが、帰りはせっかくなのでコンクリートの橋もくぐって支笏湖を見て帰ります。
両サイドがきれいに整備されてますね。
ついでに砂のついた三脚を洗いますw。家に帰ってメンテしないと・・。
あとは再びモラップ駐車場まで歩いて帰るだけ。
9月に入ったけど苔の回廊も見上げた木々もまだまだ緑一色。これから紅葉の季節になるので、それもまた楽しみですね。
ではまた~。
この記事へのコメントはありません。