歌才ブナ林を後にした後は添別ブナ林へ。
黒松内町のブナ林といえば「北限のブナ林」として北海道遺産にもなっているけど、添別ブナ林も含まれているようす。
もう一つの白井川も含まているようですが、こちらは入り口が施錠されている為、事前にブナセンター等への連絡が必要らしいので行く機会はちょっと無さそうですね。
自分が添別ブナ林を訪れるのは初めてでしたが、道路沿いの要所に看板も出ているので間違うことはなくすんなり着くことができました。
アスファルトから砂利道に入って進むと見えてくるのがこのミニビジターセンター。結構立派な作りで宿泊施設のようだけど、何目的で利用する人が多いんだろうか?
駐車場はこの建物の手前に広いスペースが用意されています。
さあ準備して出発します。詳しく調べていないけど1周1時間弱程度の散策路らしい。
相変わらず天気が良くて入り口の看板も白トビして眩しいくらいです。
入り口からいきなりの急登でちょっとビックリ。そしてもっとビックリだったのがこの急登を登り切ったところに出てきたこの看板。
「Aコース」「Bコース」ってコースが2つあるの?HPでは1周2kmとあったから散策路は1つだけだと思ってた・・。
A・Bコースの特徴もわからないのでとりあえずAコースを行くことにします。
で、少し歩いた先に見えたのがコチラの「ミニ周回コース」の看板。右に行くとAコース、左に行くとミニ周回コースになるみたい。
コースの設定が良くわからないけど、ミニ周回コースを進むことに。たぶん心のどこかで楽をしたいという気持ちがあって、すぐ終わりそうな「ミニ」という言葉に引っ張られたんでしょうねw。
添別ブナ林は若いブナが多いらしいですが、散策路を歩いてみると細いブナが密集しており、その間を縫って歩くような感じです。
そして歩くたびに乾いた落ち葉がカサカサと音を立てますが、足をつく感触は真逆にふっかふかで気持ちいい。木漏れ日を浴びながら静かなブナ林を歩いて行きます。
木自体はまだ細いので見上げた時に広がる枝葉の迫力は歌才とは別のもの。これから何十年という歳月をかけてそうなっていくんでしょうね。
相変わらず天気は快晴。雨予報だから黒松内岳の登山を後回しにしたけどホントに降るのか?
あとこちらの散策路にもクマ糞が小さいけどありましたので、歩く際には各自対策を。
で、道なりに進んでいくといきなりアスファルト・・?
「添別ブナ林散策路出口」だって、やったー終了!とはならないよね、っていうかココどこ?w
幸いにしてスマホが使えたので位置確認をすると入り口からはだいぶ遠いところに出されたみたい。なので入り口まで歩いて帰ります。
左の上から歩いてきました。で、右の道を登っていきます(ちょっと見づらいけど)。
ちなみにブナ林までの道はこんな看板で分かりやすく出ています。
車でも通った道を歩いて行くとミニビジターセンターが見えてきました。
結局自分がどのコースを歩いたのかがよくわからないまま入り口について終了です。
普通はコースが分かれているならコース図とかどこかにあるよなって思ったら入り口のゲートにきちんと貼ってありました・・。さっきは太陽が反射して見落としていたみたい。
でよくよくコース図を見ると、今はBコースを歩いたみたい。ミニ周回コースっていうのが、AコースからBコースにワープするコースだったらしい。
ということでAコースが気になるので2周目出発w。さっき同様急登を上がってミニ周回コースではなく、そのままAコースの方へ進んでいきます。
まあ同じ山域なのでコースによって大きな違いはないと思いますがやっぱり歩いてみたいですからね。
Aコース側には見るべきポイントがあるみたい。こちらがそのうちの1つ「3本の木の広場」。
こちらも足元はふわふっわ。たくさんの落ち葉で敷き詰められています。
今時点でこれだけふわふわなのに、全部の葉が落ちたらこのコースはどうなるんだろうね、足首くらいは埋まりそうw。
こちらが2つめの見るべきポイント「まどの木」。
BコースよりはAコースの方がブナの密集具合が高いような気がしますね。これから成長して太くなっていくとやっぱり細いのは淘汰されて倒れたりするんだろうか。
自分が地元の人間だったら定点で撮影するってのも面白そう。ただ違いがわかるのが10年単位だと思うけど。
Aコースには2か所、Bコースにも1か所渡渉地点ありますが、チョロチョロ流れている程度。Bコースの方は水も流れていなかったですね。
あとここら辺は多少のぬかるみがあったかな。靴は歌才の時と同じく長靴です。
どんぐりも結構落ちてましたね。
渡渉地点から少し登って畑のふちを歩きますが、ちょっと大きめのクマ糞もありました。まあこれだけ立派な森なんだからいない方がおかしいかな。
そのまま道なりに歩き続けるとミニビジターセンターが見えてきました。これで無事A・Bコースコンプリート。
今回は紅葉の季節だったけど、新緑の季節も楽しそうですね。たぶん来年も黒松内には来ると思うので、その時は歌才とセットで歩こうかな。
登る予定だった黒松内岳は今回スルーすることに。添別を2周したからいいでしょうw。
もうちょっと秋を楽しめるかな。
ではまた~。
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