この日は旭岳姿見の池周辺での朝景を諦め、樹林帯を散策することにしました。元々朝景を見る&撮るつもりでいたので、樹林帯散策も同じように夜明け前から歩き始める予定で行動開始します。
2時過ぎに起きて朝食を食べたりしてから旭岳に向かいます。到着したのは3時30分過ぎ。旭岳ロープウェイの駐車場は閉まっている為、手前の旭岳ビジターセンターに車を停めます。
実際に歩くのは夏だと自然探勝路と言われるわさび沼やカモ沼を回るルートとなります。
この時点では知らなかったのですが、冬場だとこのルートがクロスカントリースキーやスノーシューの為に整備されており道迷いすることなく歩けるようになっています。
正直100%ラッセルしながら歩き回る気でいたので、まさか過ぎる展開でした。
旭岳ビジターセンター クロスカントリースキー・スノーシュー コースマップ
そんなことを知らない自分は道路沿いにある取付きから樹林帯に入ります。コースマップ上だと大雪山白樺荘の正面にある「点線」の位置からになります(夏場だとここも探勝路の入り口)。
前日にここから入っていく人を見ていたので自分もここから入って行きました。
しばらくトレースを追って歩くときれいに整備されたクロカン・スノーシューコースに出ました。
GPSなどで確認するとどうやら探勝路に沿って道が整備されているようす。とりあえずコースに沿って歩いてみますが定期的にGPSでも確認します(かなり半信半疑)。
ちなみに月明かりが十分なのでヘッデンはつけずに歩いて行きます。
写真撮りたいけど三脚が無いのでザックを下ろしてその上にカメラを固定して撮影してみます。細かく見ると少しブレてるけど、ブログに載せるくらいなら許容の範囲内かな。
しばらく歩くと自然探勝路とこのコースがリンクしていることは間違いなさそうなので安心して歩いて行きます。コースもかなり広めに整備されていて、ゲレンデ整備の圧雪車で行われているようですね。
東の空がだいぶ明るくなってきたようです。
奥に見えているのが旭岳。
当然この時間帯にここを歩くようなもの好きは自分以外いないので立ち止まると無音の空間が広がります。
見晴らしが良いのでここで日の出を待つことも考えたけど、立ち止まるとやっぱり寒いのとこの先のわさび沼に興味があったので先に進みます。
途中で見つけた看板、これでここがクロカン用に整備されたコースであることを知ります。
この先にあるわさび沼は冬でも凍らないってことで興味を持ったんだけど、実際に行ってみるとほとんど水位もなくちょっと残念な感じでした。
写真撮りたかったけどG7mk3が寒さにやられAFが合わず・・。わざわざザックから5Dmk3を出すのも面倒だったのでほとんど写真は無しです。
このまま歩き続けてゴール地点への分岐に到着。このまま終わってもまだ時間が早いので同じコースをもう1周することに。
まだ日はでていないけど、影になっていない部分はだいぶ明るくなってきました。
正直スノーシューじゃなくても良かったな。多少下が柔らかい場所はあるけど、コースの真ん中を歩けばたぶん大丈夫なはず。
またコース自体はほぼ平坦なので汗をかくこともありませんでした。
少し光が入ってきたかな。
光が入り始めても太陽が低いので、影の部分はまだ青い時間。
そのまま歩き続けると場所によっては朝日が当たる場所も出てきたけど、まだ立ち止まると寒いので先へ進みます。
今回の服装はソフトシェル+ウィンドブレーカー+ユニクロフリース+ロンTの組み合わせ。山登りだったらどんなに寒くても汗をかく服装だけど今回は全然大丈夫でした。
それでも序盤は手がかじかんで痛くなるほど。山登りほどの運動量ではないので体が温まるに時間がかかりました。
カモ沼の当たりだったかな。一直線なのでキツネでしょうね。
ゴール地点の分岐まで戻ってきました。大分朝日が入ってきたのでもう1周しても楽しめそうw。
ただ今回はそのままゴール地点へ向かうことにします。
コースが整備されていたので思いがけず快適な散策となったけど、逆に整備されているのでコースを外れて歩くことができませんでした。
たぶん入って行っても問題は無いと思うけどきれいな雪原に足跡をつけるのが申し訳なく感じたんですよね。
実際わさび沼も入口の看板はあったけどあるのはキツネの足跡だけで沼のそばに寄ることはしませんでした。
このまま取付いたところから道路に出て樹林帯散策終了。4時過ぎに歩き始めて今は7時、約3時間歩いたことになります。
このコースがどれくらい知られているかわからないけど、歩きやすいし樹氷もたくさんなのでおすすめですね。
もう1度旭岳には登りたいと思っているので、その時にはまたコッチも一緒に歩いてみたいと思います。
ではまた~。
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