タイトル通り樽前山をぐるっと周遊してきました。
まだ6月が始まったばかりなのにかなりの暑さを感じたけど、早朝から登ってきたのでまだ助かったかな。とは言えジリジリと日差しは強くて後半はさすがに疲れましたね。
前夜は美笛で車中泊。夜明け前からヒメマス釣りの方々が動き出しボートの騒音でなかなか騒々しかったですね。8月31日までが釣りの期間らしいのでそれまでは騒がしくなりそうです。
一方の自分は美笛で狙っていた景色があったけど時期的にまだ早かったみたいで撮ることができませんでした(残念)。
ということで車に戻ってインスタントラーメンを食べてから樽前山の7合目登山口に移動します。
7号目登山口に到着する頃には日も出て、天気予報通りの快晴の予感。
到着した駐車場には7台ほど停まっていましたが車中にいる人、準備している人がいなかったのでみんなご来光目当てのようです。
車から下りるとさっそく硫黄の臭いを感じました。
朝4時30分頃出発。登山口の気温計は10度くらい、ほんの少し肌寒く感じるくらいです。まあ歩きだせばすぐに暖かく(暑く)なるでしょう。
樹林帯の中にも朝日が差し込んでいます。急ぐ理由は無いのでゆっくりと歩いてきます。
樹林帯を抜けた木階段もキレイなオレンジ色に染まっています。ご来光を見終わって下山してきた数組とすれ違いました。
右手に見える風不死岳は少し霞んでいる感じ。樽前山が登れるようになったので向こうは空いているかな。
東山分岐に到着。今日はそよ風程度で樽前山の噴煙は少なめのようす。穏やかな朝って感じ。
まずは東山山頂へ向かいます。
東山山頂到着しましたが誰もおらず。ポカリを一口だけ飲んですぐに西山方面へ向けて来た道を戻ります。標高は1022m。
まずは樽前山神社 奥宮を目指します。奥宮への道も風が強い日はかなり苦労する箇所だけど今日は楽に歩いて行けます。
奥宮に到着。中に入ってお参りしてから次に向かいます。
先行者が2名いたはずだけど西山方面には姿がありませんでした、引き返したのかな。
長くウネウネとした道を登って西山到着。右端の建物上部の穴の中に監視カメラが設置されているけど「現在調整中」、いつ頃復帰するかな。
ここで5分ほど休憩しますが、時刻はまだ5時45分。見える範囲には誰もいないようです。
次は932峰へ向かいます。
ここから先は溶岩ドームが太陽を遮ってくれるのでしばらく涼みながら歩くことができます。ジリジリと焼き付けてくる朝日が無いだけでだいぶ楽ですね。
932峰への分岐が近づくにつれて太陽が顔を出し始めます。涼しかったのも少しの間だけでした。
写っているのはミネヤナギ。
せっかく涼しく歩けていたのにまた体がジリジリとしてくるのを感じます。
樽前山の登山道は周囲に背の低い植物等はあるけど、石や砂地が多いので余計暑さや渇きを感じますね。
これはコメバツガザクラ。コンデジだとこれぐらいが寄れる限界かな。
去年あたりから山登りに一眼レフを持って行っても使わないことが多く、コンデジのみで事足りていました。なので今年はよっぽどの目的が無い限りはテント泊も含めてコンデジのみで山登りをしようと思っています。
三脚もいらなくなるので5kgくらいはザックを軽くすることができるかな。
乾いた山道を登って932峰に到着。
奥に見える羊蹄山やニセコの山々も霞んでいますね。
932峰でも5分ほど休憩してから出発します。入れ替わるように男性が1人登ってきました。
最後のお花畑です。ただ花はまだ先のようす。たくさんの若葉が逆光の朝日を浴びて輝いているだけ。
ここからはずっと正面に太陽がある状態で歩いてきます。さすがに暑い・・。
お花畑に入ったあたりからすれ違う人も増えてきました。時計を見るとそろそろ7時近いのでこれくらいの時間から皆さん行動開始するんですね。
支笏湖越しに紋別岳を見ながら歩きます。特に撮るものが無いのでどんどん進んでいきます。色んな蕾はけっこうあるので1週間後にでも来たら咲いているんだろうか?
最後の樹林帯に入ってヒュッテ前に出れば登山終了です。
お花畑はほぼ平坦なので汗をかくほどじゃないけど、さすがに最後は暑かったですね。戻った車も太陽に熱せられムンムン。しばらく窓を開けて熱を逃がしてから帰り支度して札幌に戻ります。
今度はもう少し涼しい夕方にでも登り来ようかな。ただ最近は年を追うごとに気温が高くなっている感じなので今年はどうなるかな?
ではまた~。
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