空いた時間を見つけてはコツコツと薪割りをしています。
細い木なら問題無く割れますが、太めの木だと斧だけではどうにもならないものもあるんですね。そこで太い木用に楔を購入して使ってみました。
薪にしている木は毎年秋に定山渓ダムで無料配布される流木を使用しています。
定山渓ダムからもらってきた木はチェーンソーで薪ストーブに入る大きさにある程度揃えてから鉄パイプで組んだ薪棚へ保管します。
ひと冬・ふた冬越した薪の中には自然とひび割れが出ているものもあります。
ただ30cmを越えてくると斧だけではまったく歯が立たなくて、欲張って太い木を持ってきたことが仇となります・・。
自分が使っている斧は「ヘルコ スプリッティングマスター DT-6」なんだけど、もっと大きな重たい斧がほしくなります。カメラ沼・レンズ沼はよく聞くけど、斧にも沼があるとは思っていなかったw。
乾燥によって真ん中からひび割れができていますが、楔を打つためにもまずは外側に向かって一撃を入れます。
これでうまいことヒビが入ってくれれば、そこに楔を打ち込んで後はガンガン叩いていきます。
斧の背中側はたいてい平になっているので楔を打ち込む時も斧だけで大丈夫、ハンマーとかは必要ありません。
半分に割れたら後は簡単でさらに薪サイズに小分けしていきます。
どっかで見たことありますよね、こんなお菓子w。柳月の三方六って結構好きです。
今まで何回も斧を振り下ろして割っていた、もしくは諦めていた太い木も効率よく割ることができました。
ちなみに自分が薪用に持ってくる流木で多いのが白樺です。
山積みされた流木の中から見つけやすいって言うのがその理由なんだけど、白樺には外側にコルク形成層というのがあって太くなるほどこれが分厚くなっていきます。で、これがコルセットみたいな役割になってさらに割づらくなるんですね。
かなり厄介なやつですが焚き付けとかにも使えそうなので、将来的なキャンプに備えて一応保管はしてあります。
あとはどんどん割っていきましょう。今回購入したのは2本セットなので1本で足りなければ2本目を使っていきます。
ある程度薪を割ったら玄関内の薪棚に積んでいきますが、今回楔と一緒に買ってみたのがキャリーバック。両手で抱えて持って行くよりは効率よく運べます。まあそんなに高いものではないので、あっても損は無いかな。
汚れてもいい格好で薪割りはしているけど、汚れないに越したことは無いですからね。
楔を使って効率よく太い木を割ることができたけど、ちょっと困ったのは楔を打ち込んだ時に割ることができずにそのまま奥に埋まる事。埋まっちゃうと簡単に抜くこともできないのでちょっと面倒なことになります。
たぶん楔の形に関係していると思うんだけど、今回買った楔だとどんどん奥には入り込んでくれるけど薪を裂く力は少し弱いのかなと。
コレ↓みたいなくさび方の方が購入したのと比較してもっと効率よくできるのかもって思いました。
薪ストーブを使い始めて3年目ですが、自分の使い方でひと冬に必要な薪の量がなんとなくわかってきました。なので、まだまだ割らなきゃいけない薪があるのでこれからも少しずつやっていきたいと思います。
ではまた~。
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