今回テント泊で寝袋と一緒に使うエアマットを買い替えました。
先日大雪高原温泉登山口から白雲岳・忠別岳・化雲岳への縦走テント泊を行いましたが、寝返りをうった時に腰骨が地面に当たって痛く、今いち熟睡できなかったのが理由です。これまでもこのストレスを何度も感じていたけど、とうとう買い替えることにしました。
結局は安定のモンベル製品に落ち着きましたが、そのエアマットをご紹介します。
エアマットにはタイプが3種類ほどあります。
・エア注入タイプ:空気を入れて膨らませ厚みがある
・セルフインフレータブルタイプ:自動をある程度膨らんでくれ、厚みはそこそこ
・フォーム材タイプ:薄いが広げるだけで使える
これまで使っていたのは「セルフインフレータブルタイプ」のものでした。で、今回購入したのは、「エア注入タイプ」の「モンベル U.L. コンフォートシステム エアパッド 150」です。
サーマレストやビッグアグレス、ニーモ、シートゥサミットなど海外ブランドも併せて検討しましたが実物を見れたこと、そして価格でモンベル製品に決めました。なお今回情報を色々と得るのに使ったのが年1で出ているPEAKSの「山道具完全カタログ」。
山登り始めた時に毎年買っていて最近は買わなくなっていたけど、今回情報を得るために久しぶりに買ってみました。ただどこにも在庫が無く、電子書籍での購入となりました。思ったよりスリーピングマットの掲載点数が少なかったけど、それを元に各サイトに行って追加で色々調べてみました。
大きさは150とある通り長さ150×幅50×厚さ7cm、重さは441gで金額は9000円(税別)。
厚さが7cmあることで寝返りをうってもその弾力性で腰骨が当たることはありません。ただ幅が50cmなので、両手はだらんと伸ばすとマットからははみ出てしまいます。また足元に向かって少し幅が狭くなるシルエットになっています。
エア注入タイプなので勝手に膨らんではくれないからイチから空気を入れないといけません。ただ真ん中のポッチを押さない限りは入れた空気が漏れることはないので、比較的効率よく空気入れはできるんじゃないかと思います。
自分で息を吹き込むのもいいですが、めんどくさがりの自分は一緒にポンプバッグも購入しました。金額は3200円(税別)。
イラストにある通り、ポンプバックに空気を溜めてエアマットに入れる仕組み。ポンプバック側にはエアマットの空気吹き込み口にピッタリとハマる凸が付いているので楽に空気入れができます。
今回購入した150のサイズなら2・3回やれば十分に膨らみました。もっと回数をやらないと膨らまないと思っていたので、これはうれしい誤算でしたね。
思ったより短時間で済みました。
あとはポンプバッグを忘れないようにエアマットを仕舞う際には一緒にスタッフバッグに入れておけば大丈夫。
もちろんスタッフバッグには穴が開いた際に使うパッチや接着剤の補修キットも同梱されています。
ちなみに今まで自分が使っていたエアマットは、セルフインフレータブルタイプの「イスカ ピークライトマットレス 180」。
これが初めて買ったエアマットなので、これをずっと使ってきました。
大きさは、長さ175×幅50×厚さ2.5cm、重さ580gで価格は9000円(税込み)。
セルフインフレータブルタイプなので、バルブを開けばある程度膨らんでくれます。このバルブから空気を吹き込むことができるので、最後に少し口で入れてあげればパンパンになります。
一応2つの商品を並べてみます。180と150なので差が大きいのは当たり前ですが、大分違いますね。
各商品の製品サイズを比べてみました。購入したのと同じエアマットでサイズが180のも参考としてのせておきます。150だけだと差があり過ぎるので・・。
大きさ | 重さ | 収納サイズ | |
---|---|---|---|
ISUKA 180 | 175×50×2.5cm | 580g | 13×26cm |
montbell エアパッド150 | 150×50×7cm | 431g | 10×24cm |
montbell エアパッド180 | 180×50×7cm | 514g | 11×25cm |
あとモンベルでは幅が60cmのワイドモデルも150と180で販売しているので、気になる方は下記URLよりご参照ください。
モンベル スリーピングマット一覧(公式)
https://webshop.montbell.jp/goods/list.php?category=229000
他にも色んなメーカーの商品を調べたけど、良さげなのは2万円前後で自分にはちょっと高額でした。ちなみにエアパッド150とポンプバッグで合計12200円。その中でも最後まで迷ったのがビッグアグネスのエアマットでした。
ポンプも標準装備されているのでマットの長さを180にこだわっていたら好奇心もあって、こっちを購入したかもしれませんね。
30cm足りない分はザックを足元に置いて代用しようと思います。
実際の厚みの違いはこんな感じ。これだけ差があれば快適な睡眠がとれるはず。長さは短くなるけどその分さらに軽量&小型化されるので、個人的には十分アリだと思います。まだ実際に使用していないのでおすすめはできないけど、次回のテント泊後には使用感を報告したいと思います。
あとは天候次第ですが早くテント泊で使う日が待ち遠しいですね。
ではまた~。
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