連休の2日目は前日に登れなかった白樺山-シャクナゲ岳を登ってきました。前日のように雨に降られることは無かったけど期待していた景色はガスの為に見ることはできず・・。
それでも山歩きの楽しさを再確認できた山行でした。
白樺山の登山口は目国内岳の登山口の斜め向かいにあるので、駐車場も同じ場所になります。到着したのは6時過ぎ、すでに1台停まっており出発の準備中でした。
本日の天気は午前中晴れで、午後から一時的に雨が降る予報です。登山口の天気は、青空は見えるものの雲も結構出ていて風も少し強めです。ただ下山が午後になることは無いので雨に降られることは無さそうです。
準備して6時40分頃に出発。先に出発した人は目国内岳に向かったようす。
前夜も雨が降ったようで、下草が濡れていたり泥濘などもまあまあありました。登山靴が汚れることは想定内ですが、いつも通りゲイター無しで登ります。
ほぼ緩い登り坂を歩いて行きます。急登と呼べそうな箇所も無いので山道さえそれほどドロドロでなければ、イワオヌプリよりもファミリー登山向けの山だと思います。ただ出発時間が遅くなると駐車場が埋まってしまうので注意が必要かな。
山頂までは40分ほどですが、15分も登ると岩内町の町並みが見えてきます。
白樺山なので山道沿いには白樺が多いですが、ココの先で樹林帯は終わって山頂までの景色を一気に見渡すことができます。
本来なら山頂まできれいな稜線を見ることができるんだけど、今日は山頂部分がガスっているようですね、残念。今見えている小山の向こうに山頂が見えるはずなんですけどねぇ。
気持ちよーく稜線を歩いて山頂に到着。ガス&強風で景色は見えず・・。
あとてっきり目国内岳に向かったと思っていた先行者がこちらにいました。
今日はシャクナゲ岳が最終目的地なので、このまま先に進みます。先行者は白樺山で折り返したようです。
ここからは少しの間、岩が多いので足を滑らせないように注意が必要です。
白樺山からは一旦下って笹薮の道を進みます。一応、熊鈴を1つ鳴らしながら熊スプレーも持参しています。
下草が濡れているのですでに登山靴の中がグチュグチュ言い始めています・・。気温が上がって朝露が消えるまではガスも濃いままだろうし、仕方ないですね。
笹薮が終われば樹林帯に入りますが、こっちも白樺が多いですね。緩やかに登っていきます。
前回もそうだったけど、こっちは泥濘や水たまりが多いのでご注意を。端を通れるようにはなっているけど、泥はねは仕方ないかな。
そして次第に多くなってくるのが岩場、結構大きな岩がゴロゴロしています。大きな岩と岩の間に大きな隙間が空いている個所もあるので、無理はしないで慎重に歩いて行きます。
樹林帯を抜けてシャクナゲ岳とシャクナゲ沼を見ながら歩いて行きます。思ったよりガスが濃いですね、それでもシャクナゲ沼が見えているだけマシかな。
シャクナゲ沼への下りも岩ばかり。とにかく足元注意です。
シャクナゲ沼に到着。ちょっと水量が多いかな、前回は端を歩けるくらいには水が引いていたんだけど。
できるだけ端を歩きつつ、足場が無い時には笹薮をかき分けて先に進みます。
シャクナゲ沼からも岩場を歩きながらシャクナゲ岳の登り口に到着。ここからは岩登りの始まりです。
全身を使って岩場を登っていきます。とにかく足元注意です。
シャクナゲ岳山頂到着、2時間弱かかりました。先行者が1名休憩していました。
風はまあまあの強さですが、ガスがどんどん流れていきます。ほとんど景色らしきものは見えないので、すぐ下山しようかと思ったけど急ぐことは無いのでちょっとガスの動きを見てみることに。
チラッとだけど昆布岳や
目国内岳も見えました。羊蹄山もチラッと見えたけど、写真を撮ろうとしたらすぐガスの中に消えていきました・・。
10分ほど山頂にいて下山開始します。登り以上に足元注意で下りていきます。
見えているのは神仙沼の一番奥の沼ですね。ニセコには何度か来ているけど、いつも通り過ぎて意外と行っていないかも。
慎重にシャクナゲ岳を下ってシャクナゲ沼まで戻って来ました。
だいぶガスも取れてきて青空も見えてきましたね。このコースは樹林帯を抜けると比較的見晴らしの良い所を歩けるので、やっぱり晴れてほしい。
また岩を登りつつ白樺山を目指します。
今回はシラタマノキではなく、こちらの赤い実が目立っていました。何の実かな?ゴゼンタチバナの実っぽいけど・・。
ニセコの山も少しづつ色づいているけど、鮮やかな黄色ってよりは枯れた感じの黄色かな。今年の紅葉はどうなるやら。
白樺山へ戻る際にも岩内町の町並みが見えました。見晴らしが良い所は気持ちいいですね。
再び樹林帯の中へ。ここら辺で3組の方々とスライドしました。
朝食をおにぎり1個で済ませたのでさすがにお腹が減ってきました。カロリーメイトはザックに常時入れてあるので白樺山に着いたら少し休憩を取りつつ食べようかな。
もう少しで白樺山。今のところは青空も見えているし、雲はあるけどガスは流れては来ていないので山頂で景色楽しめそうです。
下草についていた朝露もほとんど消えて、行きにびしょ濡れだったハーフパンツもすっかり乾きました。
ただ登山靴だけどは途中の泥濘で足を滑らせたのでドロドロです・・。
白樺山頂到着、って思ったら一気にガスがやってきて囲まれてしまいました・・ナゼ?。
山頂からの景色も楽しめないんじゃ休んでも仕方ないので、このまま下山することに。お腹は空いているけど、あと30分くらいだし我慢します。
稜線の途中でチラッと見えた駐車場。到着した時は自分含めて2台のみだったけど、ほぼ満車みたい。こっちに来たのは3組くらいだから、他はみんな目国内岳なんでしょうね。
稜線から樹林帯に入ってダラダラと歩いて下って行きます。
無事登山口に到着して、4時間弱の山行終了です。ほぼ緩い登りで急登らしいのはシャクナゲ岳の岩登りくらい、ただ途中にある岩場がちょっと大変かな。
朝イチだと岩も濡れているので滑らないようにだけ注意が必要です。そこだけ気を付ければ道迷いも無いし楽しく歩けると思います。
短い山行なので登山靴はキャラバンを使用。全面が革(合皮)じゃなく、メッシュ部分があるので濡れに弱いのは仕方ないですね。
でも季節的に洗うとなかなか乾いてくれないんですよねぇ・・。
荷物を片付けて、倶知安町の山岡家でつけ麺(大盛り)を食べてから京極温泉へ。その後水を汲んで適当なところで景色を撮ってから帰札しました。
旭岳周辺では紅葉が始まっているらしいので、タイミング見て登りに行きたいですね。
実際の山行タイムは下記ヤマレコをご参照ください。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2590029.html
ではまた~。
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