道東遠征2日目は摩周岳。第一展望台から摩周湖を見ながら歩いてきました。おおよそ平坦な道が続きますが、山頂直下は一気に傾斜がきつくなってしんどかったですね。
天気も良くて最高の山登りでしたよ。
せっかくの摩周湖なので第3展望台から朝景を撮って登山口に向かいます。
人気スポットだけあって撮影ツアーのバスも来ていましたね。ただ横長に広い展望台なので、蜜になることはありませんでした。もう少し粘って撮りたい気もするけど、山登りがメインなのである程度撮ったら切り上げて、登山口のある第一展望台に向かいます。
第一展望台の駐車場に着いたのは6時過ぎ。ここは駐車料金が取られるけど、当然まだ係の人は来ていない・・。
と言うことで、摩周岳から戻ってきたら払いますよアピールとして、フロントガラスの所に駐車料金を目立つように置いておきますw。
準備完了して6時40分に出発。登山口も看板が出ていてわかりやすかったですね。
もちろん熊鈴と熊スプレー持参です。
正直、山登りをしていなかったら摩周湖のあの奥の山に登れるなんて知らかっただろうし、登ろうとも思わなかったはず。
山登りをやってよかったなぁと思います。
天気は快晴で歩いていも気持ちいい天気。笹刈りもキレイにされているので、朝露がついて濡れる心配もありません。
ちょっと横から中島を。秋なので摩周湖を取り囲む樹々たちも葉が落ちて、常に摩周湖を見ることができます。
夏だったらどうなのかな?もしかしたら期待するほど見られないのかも。
定期的に摩周岳までの距離案内も設置されており、ここは残り5.4kmくらいの所。ここら辺から少し登りが続きます。
登り切って少し歩くと、一気に見晴らしがよくなります。正面奥に見ているのは西別岳。
摩周岳山頂手前で西別岳への分岐もありますが、今回は登りません。
少し左に振り向くと摩周岳。手前の稜線を歩いて、左からぐるっと回り込んで山頂へは行かないのでご安心をw。
でも平な稜線の所くらいは歩いてみたいかも。
しばらく歩くと展望台らしき場所に到着。ここまで来ると、摩周岳までは残り約3kmです。
ここはすごくいい場所ですね。見晴らしが良いし、第一展望台から約1時間くらいなので、もし自分が地元の人間なら、お昼ご飯を食べるのに歩いてきてもいいかな。家族連れで来てもいいかも。
少し風が出てきたけど、そんな時は樹々がうまく風よけになってくれます。
日差しが強くて、少し顔や腕がヒリヒリしてきた・・。
西別岳との分岐に到着。山頂まではもう一息ですね。
少し下ってから登り返し。山頂直下に近づくにつれて一気に傾斜がキツクなってきました。
山頂まで残り400mくらいだけど、山頂まではまだこの高度差。まあゆっくり登っていけば着くでしょう。
ただ道はかなり狭いので、スライドする際は注意が必要かな。ただ今日に限っては、ここまで誰とも会っていないですけどね。
山頂標識が無いのかな?たぶん山頂ですw、周りを見てもここが一番高いし。約2時間でした。
摩周岳はカムイヌプリ(神の山)とも呼ばれているけど、山頂はかなりの高度感がありますね。広さはまあまああるので、ゆっくりと時間は過ごせそうです。
かなり大きなお釜、内側はダケカンバや松でビッシリですね。
お釜の内側の樹々たちを撮ってみる。底まで上り下りできるルートがあったら楽しそうですね。
熊とかいるのかな?エゾシカとかなら簡単に上り下りできそうだからいてもおかしくなさそう。
摩周湖を一望するには向こうのピークじゃないと無理なんですね。摩周岳山頂からだと中島が見えないのは、ちょっと残念かな。
そう言えば摩周湖には裏摩周展望台というのもあったはず。アングル的にはこっちの方かな。
昨日登った阿寒富士&雌阿寒岳。真ん中は雄阿寒岳で右端はフップシ岳でいいのかな。
遠景はかなりガスっているので、ちょっと見えづらいですね。
反対方向を見ると斜里岳。山頂は左側の△のはず。Day3はこちらに登ります。
こちらは西別岳。向こうへの往復も見晴らしが良さそうな感じ。来年の道東遠征のリスト入り決定だな。
紅葉の赤黄と湖のブルーがキレイですね。湖の青さは摩周ブルーとも呼ばれているそう。
透明度がバイカル湖に次いで2位らしいけど、今もそうなのかな。
一段と風が強くなってきたのでそろそろ下山します。
手前の稜線を歩いて、ちょうど真ん中あたりに西別岳との分岐、そこから奥にはまっすぐに伸びた所を歩いて帰ります。
では下山開始します。
こちら側はちょうど風裏なので、風も無く歩けます。
山頂では風が強くて写真だけ撮ったらすぐ下山しました。なので小腹を満たすために、分岐でプロテインバーを食べながら小休止。
食べ終わったら、あとはのんびり歩いて帰ります。
帰りのトレイル(未舗装路/登山道)もキレイですね。
展望台まで戻ってきました。かなり風が強いなと思ったら、見上げた空には風が強い時にできる雲たちがたくさん。
展望台から中島をアップで。中島はカムイシュ島とも呼ばれるそうですね。
今日はまだ誰ともすれ違っていません。登山口の記帳を見ても前日は1人のみだったみたい。これぐらい平坦な道が多いならトレランとかにも良さそうですね。
今は草紅葉だけど、緑一面の時にも訪れたいですね。夏は花が咲いているのかな、でも虫もすごそうな感じ・・。
青空がキレイなのでナナカマドの赤も映えます。
第一展望台までもう少しのところまで戻ってきました。
行きは湖ばっかり見ていたけど、反対側もキレイな景色が広がっています。
心配していた熊もその気配は全くなく、熊糞もありませんでした。でも夜明け前に歩くのはちょっと怖いかな。
良さげな写真は撮れそうですけどね。
無事登山口に到着して山行終了。約4時間でした。
途中から風が強くなったけど、天気が良くて最高でした。来年はチャンスがあれば西別岳から登ってみたいと思います。
ちゃんと係の人に500円払いました。硫黄山と駐車場の利用は共通らしく、そのチケットももらえました。今回は行く予定がないけど、観光目的の人にはありがたいサービスかも。
明日は斜里岳なので、清里町に移動します。道の駅パパスランドさっつるでお風呂に入りますが、その前に水の補給。
斜里岳の湧水は何か所かで汲めるそうですが、自分が行ったのは来運の水と言われるところ。
来運神社の中にあるようで、設備もキレイ、水量も豊富でした。これで明日の飲み水、朝飯用の水が確保できました。
明日は道東遠征最終日、天気も引き続き快晴のようなので山登りを楽しみたいと思います。
実際の山行タイムは下記ヤマレコをご参照ください。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2665792.html
ではまた~。
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