今回は初めての白老三山に登ってきました。当初の予定では北白老岳と白老岳の予定でしたが、天気が良かったので南白老岳まで足を伸ばして三山すべてを登ってきました。
結局、天候の変化が目まぐるしかったけど楽しい山行となりました。
支笏湖を通って駐車場へ向かいます。美笛トンネルを出てすぐの場所なので後続車には注意しましょう。既に2台ほど停まっており、3人組の山スキーヤーが準備中。自分も準備して8時30分過ぎにスノーシューで出発します。
初めて登る山はルートに若干の不安があるけど、前日のトレースに今日の先行者のトレースも加わって安心して登ることができそうです。
ただし定期的に位置・方角の確認は怠りません。
多少のアップダウンを繰り返しながら登っていきます。出発時に出ていた太陽も今はすっかり雲の中、ただ気温は思いのほか高くて出発後すぐにジャケットを脱いでウィンドブレーカーで登り始めました。
遠くの方では時折スノーモービルのエンジン音が響いています。
稜線が近づくにつれて風も強くなり気温も一気に低くなってきたので再びジャケットを着ることに。引き続きトレースは明瞭だし、雪も程よく締まって歩きやすい状態です。
遠くに風不死岳と樽前山。向こうは晴れているのかな。
天気が良くなくても楽しい稜線歩き、もちろん晴れているに越したことはないですけどね。
いくつか小山を越えて北白老岳山頂を目指します。風が強いので雲の動きもかなり早くなっています。太陽が顔を出しそうで出しません・・。
約1時間30分ほどで北白老岳山頂に到着。周りの樹々には樹氷がびっしり。
特に休むことも無く次の白老岳に向かって出発します。ここも楽しい稜線歩き、太陽も顔を出し始めてきました。
白老岳へ向かうために一旦下ります。なかなか迫力のある山容ですね。ただ山頂がガスっているのが気になるけど・・。
白老岳へは直登気味に進むのかと思いきや右斜めへ登っていく感じ。下から見ると左上が山頂っぽいけどそうではないらしい。
ゆっくり登っていくけどやっぱりキツイ。あまり先を見ないで足元のトレースに集中して100歩歩いたら休憩を繰り返しながら山頂を目指します。
北白老岳から約50分で白老岳山頂に到着。結構風が強いですね。後ろから続々と登ってきます。
気になるのが目の前に見えている南白老岳。行こうか行くまいか考えていたら先行者の姿が見えたので自分も行くことに。登ったことが無い冬山は登るルートなど誰かの後について行くのが一番です。
白老岳山頂から見た時には青空だったのにこっちに着いたらどん曇り・・。しかも遮るものがないのでかなり強風です。本当に山の天気は変わりやすい。
もう少しで稜線、途中経過を撮る余裕はなしw。登り始めは雪面はカリカリだけど強風、上に来ると樹林帯のおかげで風は弱まるけど雪が柔らくて崩れやすい。たぶん一人だったら登れていないでしょうね、トレース様様です。
少し稜線を歩いて南白老岳山頂到着、白老岳から約1時間でした。あと山頂手前で先行者の方とスライドするときにトレースのお礼ができて良かったです。
なかなかの強風&どん曇りで周辺の景色は見えないのでさっさと下山します。とりあえずキツイ登りはもう無いので気持ち的には楽ですね。
樹林帯を抜けたら尻滑りをして一気に下まで下りて行きます。
雪まみれになった体をキレイにしてから白老岳への登り返しです。って言うか気づけば快晴の青い空・・。
振り返って南白老岳もキレイに晴れてるし・・、山頂にいたのは30分くらい前なんですけどね。
その後は稜線歩きの途中から樹林帯に入って二の沢川の下山口へ向かいます。できれば道路を歩きたくなかったので駐車場へ直接抜けるルートも考えたけど、今回は無理せずに先行者のトレースをたどってそのまま下ることに。
途中見晴らしの良い場所で少し休憩。白老岳から南白老岳のパノラマが一望できてなかなかの休憩ポイントでした。ちなみに後ろの山は白老岳、キレイな三角△。
後はひらすら歩くだけ、途中からスノーモービルのおかげで歩きやすくなりました。そして青空は消えて再び曇りに。
最後の方でスノーモービルの走行跡が縦横無尽に走っていた為スマホで位置確認しながら下山口へ向かいます。除雪された林道を歩いてゲートに到着。ここから駐車場までは道路を歩いて帰ります。この頃には結構な雪が降っていましたね、緩い登りを歩いて駐車場に到着、山行終了です。
思いがけず白老三山を登ることになったけど楽しい山行でした。ぜひ次回は南白老岳からの眺望を楽しみたいと思います。
実際のログや山行タイムは下記ヤマレコをご参照ください。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/step1_edit.php?did=2906900
ではまた~。
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