前日は久しぶりに徳舜瞥山に登ったので今日も久しぶりの山ということで恵庭岳に登ってきました。夏山は何度も登っているけど冬山は2016年3月に登っただけなので約5年ぶりとなります。
山頂直下までは問題なく行けたけど、そこから山頂への道がわからず困り果てました・・。
駐車場はオコタンペ湖のゲート前、着いた時には2台ほと停まっていました。準備をして7時40分頃に朝日の差し込むゲート前を出発します。
10分ほど歩いて恵庭岳の取付きに到着。ピンクテープもあるし明確なトレースもあるのでわかりやすいですね。わずか10分歩いただけで結構体はホカホカ、気温自体高めなのでジャケットを脱いでウィンドブレーカーで登ることにします。
前日のトレースに加えて先行者が一人いるようでとても歩きやすい。山頂までほぼ日が差し込むことはないので少し薄暗い中を歩いて行きます。
チラッと見えた山頂方向は雲が掛かっており激しく動いていました、風が強そうですね。でもそれは山頂部分だけだし、天気予報では快晴だったので上に着くころには晴れてくれると思います。
952付近から急に風が強くなり明確だったトレースも一部消え気味、これから山頂への急登が始まるけどジャケットを着ることにします。
1段目の急登を登り切ったところにあったのが雲切峰の看板、山頂方向はまだ曇ったままです。
大分山頂が近づいてきて見上げると少しずつ雲が取れ始めてきました。見えているのは西峰かな。このままいけば予想通りの展開となりそうです。
徐々に樹氷もキレイになってきましたね、少しずつゆっくり登っていきます。
とりあえず山頂を見上げるところまで来たけど、どうやって回り込んだらいいかわからない・・。5年前の記憶は残っているけどその時のルートと違うことは明白。
ただ先行者のトレースはさらに先へ進んでいるようす。この先に山頂へのルートがあるのかな?とりあえず自分ももう少し進んでみることにします。
先には進んでみたものの先行者のトレースは違う方向へ。やっぱり違うみたいなので少し戻りつつ記憶を頼りにルートを探すけどやっぱり見つからない。諦めて下山しようかなと思っていたら後続の方々が来たので一緒に登らせて頂くことになりました。
結局自分が進んだ先から何とか山頂への夏道に入ることができました。ただ樹々をかき分けて進む必要があったので自分ひとりじゃ無理だったかな。それにしてもそこから見えた景色はヌケが良くて絶景でしたね。
あと実際のルートはもう少し下ったところから山頂方向に入って行くらしい。トレースを追っかけ過ぎたかな、反省ですね。
ようやく記憶と一致するところまで来ることができました。もう少し先でアイゼンに履き替えてから山頂を目指します。
アイゼンに履き替えつつ小休止、遠くの羊蹄山や尻別岳もクッキリです。
傾斜はきつめだけど登りやすい場所なので一歩ずつ上がっていきます。
無事山頂到着、時間は11時20分頃なので3時間40分ぐらいかかったのかな、山頂を見上げていたのが10時頃だったので山頂周辺でずいぶん時間がかかりましたね・・。それでも一旦諦めかけていただけに感慨ひとしおです。
ちなみに奥に見える本当の山頂は後程行くことに。
山頂はほぼ無風で寒さを感じることはありませんでした、とってもすごしやすい環境。下から見上げた時にはかなり風が強そうだったんですけどね。それにしても360度どこを見ても遠くまで見通すことができる今日の天気は最高です。
紋別岳の奥に見えているのは日高の山並みかな。
正面に見えている樽前山&風不死岳もキレイに見えています。
オコタンぺ湖とそれを取り囲む山並みもクッキリ。ホント快晴&無風って素晴らしい。
では山頂でコーヒーとどら焼きで小休止します。
小休止後にかなり狭くなった山頂へ。本当に驚くくらい狭くなりましたね・・。
名残惜しいけど下山を開始します。先行者のものと思われるトレースを追って下りることに。たぶんこれが正しいルートなんでしょうね。どこで見落としたんだろう?
自分たちが来たルートとは違うので次回の勉強になりますね。
見上げた時には霞んでいた西峰もすっかり晴れていますね。季節問わずあそこの山頂まで行くことも可能らしい。
登りのトレースに合流後は尻滑りなんかを楽しみながらゲートに向かいます。
無事ゲートに到着して終了です。色々と勉強になる山行でしたね。色んな事を一つずつクリアして今後も山登りを楽しみたいたと思います。
実際のログや山行タイムは下記ヤマレコをご参照ください。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2918551.html
ではまた~。
この記事へのコメントはありません。