今回は冬山を登る為に2泊3日の予定で道東遠征に行ってきました。
まず1日目は雌阿寒岳から。登り始めは快晴だったけど山頂近づくにつれて爆風&曇りの天候となりました・・。
前日は足寄の道の駅で車中泊、朝6時30分頃に起きて朝食後に雌阿寒岳の駐車場へ移動します。8時頃に到着したけど他に車は無く1番乗りのようす。
過去2回とも阿寒富士側から登っているので、こっちの駐車場を利用するのは初めてです。駐車場脇にあった白樺の木、ちょうど太陽が山から顔を出し始めていい感じに。
硫黄のニオイを感じながら準備をして8時20分に登山口を出発します。
いつも悩むのは足元の装備をどうするか。冬山の雌阿寒岳は初めてなので、念のためスノーシューで行くことにしました。登山口まで行くと昨日のものと思われるツボ足のトレースがうっすらとありました。一瞬選択を間違ったかなと思ったけど、とりあえずこのまま歩いて行きます。
登山道はうっすらと雪が積もっている程度で歩くのに不便はありません。風も無いのですぐに体も暖まり、早めにジャケットを脱いでしまいます。
40分ほど歩けば樹林帯も終わり、どんな景色が広がるか楽しみですね。
樹林帯を抜けると目の前には雌阿寒岳、山頂もクッキリで太陽も輝いています。
周りを見渡せば雪をかぶった松が整然と並んでいます。遠景は少し霞んでいるけど、風も無く絶好のコンディション。雪原を歩くのが楽しみです。
樹林帯を抜けて少ししたらトレースは消えていたので、歩く方向を確認したら大きな岩を目指して進んで行きます。夏道どおりに歩くことは考えておらず、雪の締まった歩きやすい場所を歩いて行きます。
ここは谷の場所。消えたと思ったトレースも場所によってはまだ残っていましたね。
イイ感じに雪の締まっている場所があったので直登していきます。ここにもトレースがうっすらと残っていました。考えることはみんな同じなのかなw。
ここのハイマツ帯もまっすぐに進んで行きます。いつもは柔らかいハイマツもカッチカチに固まって歩きやすいですね。
さすがに風も出てきたのでジャケットを着直します。
夏道通りに歩くつもりは無くてもなぜか夏道と重なる不思議さ。
ようやく山頂付近が見えてきました。だけど風がヤバイ、フードをかぶっていても顔が痛くなってくるのでネックウォーマーをつけて鼻&頬を覆って登ります。
あと吹き溜まりが結構あって、場所によっては膝下まで埋まりながら登っていきます。歩くルート間違えたかな・・。
赤沼を見下ろせるところまで来ましたが白煙で何も見えず、ただ噴煙の音は聞こえていましたね。あとここからさらに風が強くなって山頂までが大変でした。
11時前に山頂到着。最後のほうはさらに風が強くなって歩くのもシンドイくらい、おかげで途中の写真は無し。
山頂も真っ白で何も見えなかったけど、少しだけ粘ってチラッと遠くが見えた時に1枚だけ撮れました。
再びガスに包まれ、太陽も雲に隠れてしまったようなのでさっさと下山します。
登りのトレースは風で完全に消えていたので、また大きな岩を目指して下りていきます。風も弱まってようやくひと息。
オンネトーは真っ白。
谷を越えて樹林帯を目指します。ここら辺まで下りてくると風はほとんど無いのでトレースは残ったまま。樹林帯への入り口を間違わずにすみそうです。
あと結果的に全行程スノーシューで歩くことになりました。ツボ足にしなくて良かったです。
樹林帯への入り口に到着。最後に振り返って見上げた雌阿寒岳山頂はキレイに晴れていました・・、まあ登山あるあるかな。
最後は登山口へ向けて下るだけ。それにしてもここまで誰ともすれ違わず、平日とは言え何人かは登るだろうと思っていたのでちょっと意外です。
キレイに除雪された駐車場について山行終了です。山頂での爆風&視界不良は残念だったけど楽しい山行でした。条件の良い時にまた登りたいですね。
明日が今回のメインの山行予定だったけどちょっと天候が怪しい感じ、天気予報やGPVと相談しながらルートを決めたいと思います。
実際のログや山行タイムは下記ヤマレコをご参照ください。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2966377.html
ではまた~。
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