3日間ほど道東をウロチョロしてきましたが、札幌と違って晴天率が高いので3日通して快晴の旅でした。
3日のうち1日はどこかで山登りをするつもりだったので最終日に藻琴山でスノーハイクをすることに。それほど高い山でもないけど景色も良かったし最高の山行となりました。
本当は前日の夕方に登るつもりだったんだけど、登り始めて上半身を着替えていないことに気づき40分ほどで下山。綿Tシャツ+ユニクロフリースという汗をかいて冷えたら終わりっていう格好でした・・。
少し登っただけで景色がいいことも分かったので翌日の朝から登ることに変更しました。
朝は4時に起床。凍ったフロントガラスが見えるようになるまで長い暖機運転が必要となるので少し早め。
ちなみに前日は道の駅摩周温泉で車中泊。車を停めたのは長距離トラックもいる奥の第2駐車場です。そしてトラックの横(近く)に停車します。長距離トラックはずっとエンジンかけっぱなしなので、早朝からの暖機運転による騒音も気にしなくていいのが助かりますね。
コンビニで朝飯なんかを購入して藻琴山登山口(小清水高原)のあるハイランド小清水725を目指します。夏場だと駐車場まで上がれますが、当然除雪はしていないので道路沿いの駐車スペースに車を停めます。
到着したのが5時20分頃。車の気温計だと-9°くらいと思ったより寒くない。準備して出発します。
初めから山頂でのご来光は考えていないので写真撮りながらゆっくり歩いて行きます。すでに地平線がオレンジ色に染まり始めています。
駐車場あたりから樹々は樹氷となっているので無理に登らなくてもいい写真は撮れると思います。ただツボ足だと埋まると思うのでスノーシューを履いたほうが効率は良いと思います。
10分くらいあるいて小清水高原の駐車場に到着。思い出せば10月に道東遠征した時ここで車中泊してましたね。あの時は暴風+ガスで何も見えませんでしたが今日はほぼ無風+快晴と最高の条件です。
チラッと見える屈斜路湖は湖全体が雲海でおおわれているようですね。
山頂目指して登山開始。
ちなみに駐車スペースから山頂まではトレースがしっかりついているので道中迷うことはないと思います。ただトレースを踏み外すとハイマツ帯を踏み抜くことが多いので注意は必要です。
写真撮りつつ登っていきます。もう少しで日の出の時間。一番きれいな時間帯ですね。
登り始めは樹々が少ないですが、少し上がればトレース沿いにも樹氷がたくさん出てきます。
本当はもう少し周辺を歩き回りたいけど、すぐ踏み抜くのでトレース沿いから撮影します。もう少し雪が積もれば自由に行動できるのかなぁ。
朝が来ました。
手間のポコポコしているのは全部ハイマツ。今年の積雪量はやっぱり少ないんだろうか。
登る先の樹氷もピンク?オレンジ色?に染まります。
遠くの月が少し近くなったような気がします。
樹氷地帯を抜けて稜線に出ます。ここまで来ると中島も見えますね。
今日も見事な快晴、美幌峠にはたくさんのカメラマンが集まっているんだろうか。
振り返って川湯方面。こちらも良い景色。
稜線を歩いてきます。前方にいるのが同時刻にスタートしたボーダーの方。2人組で1人は手前の小山の影に隠れています。
どこから滑るか相談しながら歩いているようでしたね。
2つ目の小山を越えた所から山頂方面。真ん中の高い所が目的地です。ここから先の稜線が少し風強めでした。
屏風岩というらしい。なかなかいい感じに雪がついてくれています。ここから山頂まで残り550mとのこと。
さあもうひと踏ん張り。トレースもしっかり残っています。
無事山頂到着。今回は2時間くらいかかったかな。
山頂は微風程度で寒さも感じません。この後菓子パン食べながら10分ほど休憩。気温が上がって雲海の動きもおおきくなってきみたい。
では下山開始します。来た道を戻るだけですが遠くに見える屈斜路湖の雲海を見ながらなので楽しいですね。
さきほどのボーダー達は写真に写っていたあたりから滑り下りたようす。他の斜面にはスキーもあったりで山以外の目的の人たちも多いのかな。
まだまだびっしり雲海の屈斜路湖。
今週は満月週だったので月明かりがきれいだったけど、藻琴山はナイトハイクにもいい山かも。ルートも難しくないし斜度もキツくないし。
駐車場のレストハウスを越えて駐車スペースに戻ってきて無事終了。誰ともすれ違わなかったけどみんな他の山に登っているのかな。
自分も本当は昨夕に藻琴山で、今日は雌阿寒岳に登るつもりだったんですけどね。昨日失敗してしまったのでコッチを再度登ることにしたけどそれでよかったと思います。できたら来月も道東に来て雪山に登りたいですね。
ではまた~。
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