この冬山シーズンに目標にしていた山の1つが無意根山。
過去に強風と時間切れで2回敗退していたけど、今回無事山頂に立つことができました。風は強かったけど快晴で楽しい山行となりましたよ。
朝の渋滞の巻き込まれて駐車スペースに到着したのが予定より30分ほど遅い9時前頃。前回無意根山に登ってから3・4年経つけど、今は登山口まで除雪はされていないんですね。
狭い駐車スペースはすでに他の車で埋まっていたので雪がとけて邪魔にならなそうな場所に停車。ただ帰るときに「除雪の邪魔になるから」と豊羽鉱山の方に言われたので次回以降は注意しないとダメですね。
準備して9時10分頃にスノーシューで出発。あまりの快晴でウィンドブレーカで歩き始めます。この後正面から太陽を浴びながら歩いたためいきなり汗だく・・。今日は山頂で雪を溶かしてアイスコーヒーで休憩かなとか思いながら進みます。
樹林帯に入ってからも暑いまま、日陰とかもあるから少しは涼しくなるかなって思ったんですけどね。それでも少しずつ高度が上がると風も出て来て涼しくなってきました。
トレースも明瞭でありがたい。
千尺高地につながる尾根下に到着。さすがに風が強くなってきたのでジャケットを着て登り始めます。
千尺高地に到着、無意根山もキレイに見えて歩くのが楽しそう。ただ周辺の樹々は裸で樹氷ではないのがちょっと残念。
右手に羊蹄山を見ながら歩きます。ちょっと霞んでいますね、時間が経つにつれてもっと霞むはずなのでキレイなうちに山頂に着きたい。
千尺高地から先もトレースは明瞭、スノーシューだけでなくスキーのもありました。ただしこのままだと長尾山に向かいそうなので早めに右に方向を修正します。
雪面はおおむねカリカリ、たまに脛ぐらいまでの吹き溜まりって感じ。風もそれほどでもなくとても歩きやすい。正面には視界を遮るものが無く、山頂を目指して進みます。
たまに固まって生えている樹々。少しだけ氷をまとっていますね。
こんなところにもスノーモービルの跡。実際山頂近くにもありましたね、ここまでスノーモービルで来られたら楽だろうなw。
雪庇を越えて山頂へ。変な好奇心で端を歩かなければ大丈夫だと思います。
もう少しで山頂かなと思ったところからが意外と長い・・。無意根山の形を見るとわかるけどこの後もダラダラと登りが続きます。
ここら辺で2名の方とスライド。
シュカブラが雪面に変化をつけて楽しませてくれます。それにしても風が強い、右斜め前からの風なのでフードを被っても顔が冷たく痛くなります。たまらずネックウォーマーをつけます。
山頂までもう少し続きます。風が弱ければ景色を楽しみながら歩けるんですけどねぇ。
無事山頂到着、12時40分くらいなので3時間30分かかったのかな。
三度目の正直で立てた山頂だけど、そんな感慨に浸ることができないくらい風が強くて寒い・・。本当ならもう少し先まで行って中山峠方向を見たりしたかったけど、さっさと写真だけ撮って下山します。
山頂でアイスコーヒーなんて無理だわw。
下山するときは風が斜め後ろから吹くのでとても楽。太陽を背中にして歩くので青空がさらに濃く深い色になります。
氷がとけたら樹が出てくるのかな、造形が面白い。
登りではまったく気づかなかった大沼、スノーモービルの跡も見えていますね。
振り返って薄別コース方向。こっちも歩くのが気持ちよさそうだな。
後はひたすら下るだけ。今回は長尾山には寄りません、また次の機会にします。奥に見るのは余市岳ですね。
どこかで休憩したいなと思いながら千尺高地まで戻ってきましたどうせなら羊蹄山を見ながら休みたかったので。ただ正面に見える羊蹄山はかなり霞んでイマイチ、食べたセコマのいちごミルク大福もイマイチ・・。いちごミルクを餡にしたのが失敗かな、もう少しクリーミーなものにしてほしかった。
休憩終わって下山再開。千尺高地から何度か尻滑りを楽しんで駐車スペースへ。
すっかり車が無くなった駐車スペースに到着して山行終了。風が強かったけど楽しい山行でした。機会あれば長尾山や美比内山にも登ってみたいですね。近場だと支笏湖周辺に行きがちだけど、今後はこっちも登るようにしたいと思います。
実際のログや山行タイムは下記ヤマレコをご参照ください。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2985156.html
ではまた~。
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