そろそろ冬山も終わりを告げる時期となりましたが、今回は北海道最高峰の旭岳に登ってきました。山頂からは残念な景色となりましたが、その道中は青空も見られ楽しい山行となりましたよ。
今回はロープウェイで姿見駅まで上がってから登山を開始する予定。ロープウェイの始発は9時からなのでかなり余裕を持った行動をすることができます。
道央道を使って東川町経由で旭岳へ。途中モンベルが併設されている「道の駅ひがしかわ」で朝飯休憩を取ります。
大雪山旭岳ロープウェーに着いたのは10時頃。20分おきに出発するゴンドラに揺られて姿見駅へ(片道料金1300円)。ゴンドラの高度が上がるにつれて視界は悪くなっていきます・・。
10時30分過ぎに姿見駅をスノーシューで出発しますが見事なまでの視界不良w。トレースはいくつかあるもののどれが山頂へのものかはわからない為、いきなりGPSでの方向確認が必要でした。
しばらく歩くと赤いフラッグを見つけることができ、これを目印に登っていきます。
今日は山頂まで景色無しのトレーニング山行だなと思っていたら、出発から20分ほどで一気にガスが取れて快晴に。これだから山の天気はわからないですね。
姿見駅周辺からは外国人なのかな?、一気に広がる景色に奇声に近い歓声が上がっていましたw。
自分の前を行くのはスキー+ボードの2人組とスキーのソロの方々。山頂からお釜を滑るのかな、それを間近で観られたら嬉しいんだけど。
こちらは尾根の右側(トムラウシ方向)。すごい勢いで雲が変化しながら遠ざかっていきます。
時々強い風が吹くものの比較的穏やかな天候の中を登っていきます。
カリカリな雪面が楽しくてずっと足元を見ながら登っていたら、なんかまた雲が山頂を覆い始めています。山頂までこの天候が持つかな・・。
結局また真っ白な世界へ・・。ただし白いのはガスだけ、まわりの雪は何の色なのか少し汚れていますね。
ニセ金庫岩前の看板に到着。山頂までもう少し。そのもう少しの間にまた天気が劇的に回復することを祈りつつ登りますw。
が、その祈りは通じず・・。ちょこっと頭を出した山頂標識が迎えてくれました。
山頂周辺は風が一気に強くなり休憩するのは難しそうなので、そのまま下山開始します。先に着いていたスキーソロの方もスキーを背負ったまま下りて行きました(2人組は途中でパス)。
途中、ニセ金庫岩にちょっと寄り道。ここら辺も雪の色が汚い・・。所々雪がとけて土が見えている場所もあったのでそれが飛ばされているのかな。
ガスガスだったのは山頂付近のみだったようす。高度を下げれば再び視界は戻ってきましたが、ただ先ほどのような快晴を望むことは難しそうです。
途中に4・5人とスライドしたかな、スキーやボード、スノーシューそれぞれいましたね。
相変わらず激しい噴煙。硫黄臭も結構強かったですね。
姿見の池まで戻ってきたけど振り返っても旭岳の姿は見えませんでした。池もまだ雪に閉ざされており、とけ始めるのはもう少し先ですね。
下山はロープウェイではなくスキーコースを歩いて戻りますが、その前に姿見駅でコーラを飲みながら小休止。
ロープウェイは20分おきの運航なのでその間はとても静かで心地いい空間。ただゆっくりし過ぎても体が冷えるのでそろそろ下山します。
BコースからCコースを歩いて戻ります。失敗したのは車に尻滑り用のソリを忘れたこと。
これがあれば楽できるし、何より楽しいw。これが無いと雪も柔らかくなっているので滑るのは難しそうです。
約1時間弱でロープウェイの旭岳駅に到着して山行終了。山頂での天気がちょっと残念だったけど、途中までは快晴だったので楽しく登ることができました。
来年は姿見駅⇔山頂のピストンではなく、裾合平方面へ下りるとか違うルートを歩いてみたいですね。
実際のログや山行タイムは下記ヤマレコをご参照ください。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3024924.html
ではまた~。
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