今回は開通したニセコパノラマラインを利用して2つの山に登ってきました。
効率のいい登り方ではないけど、天気も良くて楽しい山行でしたよ。
ニトヌプリとチセヌプリの登山口にある駐車スペースに到着したのは13時前。今日は1日中、天気が良いようなのでゆっくり起きてから自宅を出発しました。
準備してから13時過ぎにスノーシューで出発、まずはニトニプリからです。
天気が良いので雪がやわらかくて直登は無理っぽい。なので少しジグを切りながら登っていきます。
登り切ったら目の前にニトヌプリ山頂(左)と南峰(右)が。あっという間ですね。
とりあえず南峰の方から登ります。夏はハイマツがすごくて登れないけど積雪期なら問題なし。
山頂部分はハイマツが出ていて歩けなさそうなので山頂付近に到着。目の前にはイワオヌプリとアンヌプリが見えています。
2月や3月の積雪期ならスキーとかで歩くのも楽しそうですね。まあ他の方々は滑るのを目的に来るんでしょうが。
羊蹄山はアンヌプリに隠れて少し見えるだけ・・。ニトヌプリからは羊蹄山がほとんど見えないことはわかっていたので、南峰からはどうかなって思ったんだけどやっぱりダメでしたね。
次はニトヌプリに向かいます。右から回り込めば雪の上を歩いて山頂に行けそうです。
10分ほどであっという間に山頂到着。ちょっと風が強いかな。
アンヌプリをアップで見てみると、山頂尾根に続く夏道がもう見えていますね。
山頂周辺をぐるっと回って、正面にチセヌプリを見ながら下山します。
斜面にはスキーやボードの滑走跡。ニトヌプリに出発するときにも3人組が登り始めていたけど、雪が無くなるギリギリまでここを滑る人は多いですよね。
とりあえずニトヌプリは下山完了。1時間くらいの山行なのでさすがに消化不良・・。
なので続けてチセヌプリにも登ります。足跡は左寄りに直登していくのが多いけど、自分は右側から回り込んで登ってみようと思います。
なかなかのテカり具合、なんか今日も焼けそうだな。
こっちはニトヌプリの登りに比べて圧倒的に風が強い・・。ただそのおかげか雪面の締まっている個所が多くて登りやすくなっています。ただウィンドブレーカは来ているけどさすがに寒いですね。まだ我慢できる範囲なのでそのまま登ることにします。
山頂近くはなかなかの斜度。直登は無理なので少し斜めに登っていきます。
あと、もうすでにパックリといっている個所がいくつかありました。これはまだ小さいほう。大きいのは跨ぐのも無理なので、少し迂回しながらクリアしました。
ようやく急登を登り切って平らで広い山頂周辺に。ようやく標識が見えました。
約50分くらいかかって山頂到着。たぶん左寄りに直登した方がもっと早いはず、変なルートを歩かなきゃよかった・・。
こちらは左にシャクナゲ岳で中央奥に目国内岳方向。目国内岳は残念ながら山頂部分に雲がかかっていました。
パノラマラインは開通したけど、目国内岳登山口へ向かうルートはまだ閉鎖中のようす。ここが開通したら山菜取りの人たちが大挙して押し寄せるんですよねぇ。
ぐるっと回って正面にチセヌプリやアンヌプリが見える場所でコーヒータイム。ハイマツのおかげでうまく風よけできました。
ニトヌプリと違ってチセヌプリからだと羊蹄山をかろうじて見ることができます。
こちらは2014年4月25日am5:10にチセヌプリ山頂から撮影したもの(約7年前!?)。羊蹄山の山頂部分まで見えていますね。欲を言えばもっと羊蹄山が見えてほしいけど。
キレイに並んでいるニセコ連山を見るなら目国内岳か岩内岳からが一番いいのかな?
休憩も終わったので下山を開始しますが、結構な斜度なので少し緊張しますね。
雪面はとけているので、時折ズルズルとスノーシューを滑らせながら下りて行きます。カリッカリな雪面ではないので一気に下まで滑り落ちることはありません。
チセヌプリの下山も完了して山行終了です。山行時間は2つの山合わせても3時間弱なのでかなり短いですがそれなりに楽しめたかな。来シーズンはスキーでもう少し距離を歩ければと思います。
下山後は車中でインスタントラーメンを食べてお腹を満たしてから京極温泉へ。その後睡魔に襲われ仮眠を取るつもりが起きたら夜中の0時30分。そのままもうひと眠りして4時過ぎに起きてから帰札しました。横にならないで運転席で仮眠すればよかった・・。
実際のログや山行タイムは下記ヤマレコをご参照ください。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3115319.html
ではまた~。
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