今回は前日に昆布岳山頂から見たニセコアンヌプリに登ってきました。
前夜から断続的に雨が降っていたので、早朝から登れば雲海のチャンスもあるかなと思ったら予想的中。夏道は残雪で歩きづらい箇所が多かったけど絶景山行となりました。
ご来光登山をすることも考えたけど、GPVでは9時過ぎから快晴(真っ黒)で、それまでは曇りの予報。ただ朝起きたら思いがけずの快晴だったので、予定を早めて行動開始します。
朝食はプロテインとカロリーメイト2本という初めてのパターン。これでそこそこお腹が持ってくれるなら今後もこれで行こうと思うけどどうなるかな?
登山口へは京極町からニセコを通って向かいますが、五色温泉が近づくにつれてガスが濃くなってきました。
駐車場の五色温泉インフォメーションセンターへは6時過ぎに到着で一番乗り。準備して出発しますが、驚いたことに登山口までの間にもまだかなりの積雪が・・。ここまでとは思っていませんでした。
しかもガーミンのGPSが電池切れでログを取れないことが発覚。ちょっとテンション低めで6時30分頃に登山開始です。
ニセコ五色温泉野営場の横を通って登山口へ。もちろんBOXはまだ設置されていません。ガスがどんどん濃くなってきたけど、多少の踏み後はあるのでそれを頼りに歩き始めます。が、それもすぐに消えてしまいました。
ガーミンのGPSは使えないけどスマホアプリ「Geographica/ジオグラフィカ」を使って方向だけ確認して登っていきます。
キョロキョロしながら登っていくと夏道に通じるところを発見。こんなことを2.3回続けながら先へ進んで行きます。
この時期なので雪も柔らかく軽アイゼンも必要ありません。
しばらく歩くと雪の無い夏道に到着。ぐっと歩きやすくなりますね。ただ雨上がり後なので湿度も高く、いつもながらに汗だくで登っていきます。
一度ガスから抜けて、横にはイワオヌプリが少し頭を出していました。
夏道にはまだまだ残雪がたっぷりです。
笹が濡れているのは雨後なので当たり前、ただ困るのがこの泥汚れ。
雪がとけて押さえつけられていた笹が跳ね上がるときに地面の泥を拾ってくるんですよねぇ。水滴ならポールとかで払い落しながら歩けるけど、泥はなかなか落ちないので汚れることを受け入れるしかありません・・。
高度を上げるとまたガスの中。ただ空は明るいので、もう少し頑張ればまた抜けそうです。
唯一あった花がカタクリ。花びらはキレイなのでこれから開くのかな。
再びガスから抜けて青空が広がりました。ニセコ連山も頭だけ見えて、手前からニトヌプリ・チセヌプリ・目国内岳かな、右端は岩内岳でしょうね。
何やら前方で動く気配が・・。よく見るとキツネがいました。すぐにいなくなったのでコンデジでしか撮れなかったのが残念です。
ようやく山頂の避難小屋が見えてきました。それにしても日差しが強い!
足元を滑らせないようにだけ気をつけながら進みます。
前回アンヌプリに登ったのは3月の積雪期。その時は向こう側からたくさんのスキーとボードの人たちが登ってきてましたね。
1時間30分で無事山頂に到着、周囲は予想以上の雲海です。風はそれほど強くないので、のんびりと山頂で休憩します。
やっぱり朝食が足りなかったか、少しお腹が減ってきたけど下山後に寄りたいところがあるのでこのまま我慢します。
雲海過ぎて撮るものがあまり無いんだけどw、イワオヌプリは雲海にのまれたり頭を出したりの繰り返し。
休憩も終わったので下山開始します。
またキツネに会えないかなと思いながら歩くけど結局会えませんでしたね、残念。
しばらく歩くとまたガスの中へ・・。
登山口の方向だけ確認して雪面を下って行きます。
登山口からは少し逸れたけど9時頃に無事到着。
駐車場に戻って山行終了。だいぶガスも取れて青空も見え始めました。久々の雲海で山頂からの景色も良くて楽しい山行となりました。
こちらは汚れた笹の被害状況。家に帰ったら選択して防水スプレーしないとダメですね。
下山後は道の駅 230ルスツのピザドゥでピザを食べて帰りました。以前、黒松内の道の駅でもこの店のピザを食べたことがあって美味しかったんですよね。ルスツの道の駅にもあるってことででちょっと寄ってみました。
もちろん美味しかったのでまた寄りたいと思います。ただもう少し塩味が欲しいと思うのは登山後だったからかな。
今後も夏山に向けて体力強化に頑張りたいと思います。
ではまた~。
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