今回は久しぶりに楓沢から風不死岳へ登ってきました。このルートは2回目ですが、前回同様、第3回廊から夏道への合流で少し手間取ってしまいました・・。
思ったより湿度も高くてビショビショになりながらの山行となりましたが、苔と新緑を満喫してきました。
風不死岳の駐車場から楓沢の入り口である紋別橋を目指します。出発は6時30分くらいですが、思ったより天気が良くて暑い一日になりそうです。
上の駐車場からも音が聞こえているので、風不死岳ピストンの登山者もいるようす。
駐車場から紋別橋まで約20分、そこから苔の回廊の入り口まで約10分ほどかかります。日陰なんだけど、それほどひんやりとはしておらず少し湿度が高め、足元は砂なので地味に疲れます。
苔の回廊は第3まであるけど、個人的には第1だけでもその魅力は十分楽しめると思います。
特に整備されているわけではないので倒木なんかもそのままだけど、却ってそれが良い雰囲気を出していますね。
少し進めば見上げるような高い両壁に苔がびっしりと生えています。上空を覆う新緑とはまた違う緑色を見せてくれます。
入り口から15分ほどで第1は終了です。ここから第2へはロープを使って登る箇所があるので、観光目的ならここで折り返した方が無難です。
第2は比較的崩落した岩岩な空間を歩きます。奥に進むと第1では見上げるような両壁がだいぶ低くなってきます。
それなりに見どころはありますが、あまり写真を載せ過ぎても興味がなくなるかもしれないので、ぜひ自分の目で確かめてみてくださいね。
第3へは少し歩きますがピンクテープなども豊富なので道を間違えることはないはず。それでも念のためにGPSや地図アプリなどは持っておいた方が良いと思います。
個人的に第3はそれほど見せ場的なものはないのでほとんどスルー。何度目かの倒木梯子を登って、ここからは夏道への合流を目指します。
苔の回廊通して、どうしても岩場だったり日陰で湿度が高かったりするので虫はちょっと多めです。虫嫌いの方は虫よけスプレーとか、事前に準備しておいた方が良いと思いますよ。
道なりに進んで行きますが、このままだと前回と同じルートを歩くことになりそうなので、途中から斜面を登って強引にルート変更をします。
しばらく樹林帯を登っていくとパッと視界が開けて、左を見ると
今までに見たことのないアングルでの樽前山が目の前に。蒸し暑くてバテ気味だったけど、一気にテンションが上がって元気になりましたw。
登ったり下ったりしながら夏道を目指します。
ようやく夏道に合流。ここからは山登りのスタートです。
鎖場を登って山頂を目指します。
ニセピークに到着、奥に見える山頂には結構な人数がいそうですね。ここら辺で休もうかと思ったけど、イマイチ良さげな場所が無いのでそのまま山頂へ向かうことにしました。
ちょっと振り返って樽前山。朝は快晴だったけど、時間が経つにつれて雲が多くどんよりした雰囲気になりました。それほど風も吹かず、常に蒸し暑い感じです。
10時過ぎに風不死岳山頂に到着、7名くらいいたかな。
駐車場からだと3時間30分、苔の回廊入り口からだと3時間くらいでした。
900mlペットの水をちょうど飲みほしたので、予備の水をプラティパスから移しつつ休憩を取ります。脱水症状には要注意。
樽前山は十分に堪能したので、向かいの支笏湖+恵庭岳方面を。山頂部分に少し雲がかかっていますかね。
10分ほど山頂で休憩したら下山開始です。
今回はそれほど花に目がいかなかったけど、さすがに色鮮やかなツツジには目が止まります。
先日暴風雨があって樽前山へのゲートも閉鎖されていましたが、3合目の倒木もその影響かな。以前は無かったような気がしますが。
登山口について山行終了、駐車場から約5時間くらいで回って来られたみたいです。できたら秋ころにもう一度周回してみたいですね。
実際のログや山行タイムは下記ヤマレコをご参照ください。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3254769.html
ではまた~。
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