今回は久しぶりの樽前山、先日の大雨による修復工事後は初めてとなります。
ガスガスの中を歩くことになるだろうと思ってたら、いきなり晴れたりと短い山行時間の中で目まぐるしく変わる天気でしたが、東山分岐以降は誰ともスライドしない静かな山行を楽しむことができました。
もしかしてご来光が出るかなと思って夜中1時過ぎに西山からのライブカメラを確認。残念ながらガスっていたので、もうひと眠りしてから行動開始。支笏湖や7合目登山口の駐車場までの林道もガスに包まれていました。
5時前に駐車場に到着して、準備後、5時20分頃に出発します。
前回、お花畑コースからだったので今回は夏道を行きます。樹林帯の樹々や葉にはそれほど濡れは無く、快適に歩いて行きます。
ちなみに登山口の気温は11度。少しひんやりとするくらいで、山登りには最適な気温です。
向かいの風不死岳はガスでその姿は全く見えず。足元に少しだけ咲き残っていたウコンウツギを見ながら木階段を進みます。
木階段を登り切ったところで3組7名くらいの人たちとスライド。たぶんご来光狙いだったのかな。小っちゃいお子さんもいて、なかなか賑やか。
東山分岐に出たけど風も微風程度。ただ溶岩ドームは噴煙と西山方向からのガスでその姿をはっきりとは拝めず。
とりあえず東山山頂へ。
前回は無かった山頂標識が復活していたけど、何か変わったのかな?小綺麗になった気はするけど。
東山からは西山-932-お花畑コースと歩いて帰ります。来た道を戻ろうと思ったらもうガスにのまれて東山分岐も見えず・・。
まあ道に迷うことはないのでガスを気にせず歩きますが、もう少しで奥宮と言う所で一気に晴れて視界がスッキリ。
奥宮周辺のタルマエソウはまだまだ蕾(朝露ビッシリ)。蕾すらない葉だけのものも結構ありましたね。
西山を登り始めてたら、またガスにのまれてしまいました。ただ空気がひんやりとするので暑いのが苦手な自分には好都合です。
もう少しで西山と思ったらまたガスが取れてきました。しかも今度は青空も。
西山到着。溶岩ドームは噴煙とガスで見えないものの、太陽が出てきて気温上昇、肌もチリチリしてきた。
中央右に写っているのはツバメですね、東山山頂でもたくさん飛んでいました。つまりエサとなる虫がたくさんいるってことだよね。
すぐ下山開始して932に向かいます。西山とヒュッテの分岐まで下りてきたらまたガスの中・・。
ただ、ガスっていうよりは加湿器から出ているのを吸っているくらいのミスト感、湿度がすごい高いのかな、肺が潤いそうですw。
本当にガスによる天候の変化が目まぐるしいですね。ただ、歩いている分には景色がどんどん変化していくのでとても楽しいです。
今日は特に噴煙がすごかったですね。
エゾイソツツジの向こうに932峰。今回は奥宮以降はエゾイソツツジがとにかく多かったですね。ピークは過ぎていそうだけど、それでもいたるところに白い花が目立っていました。
ここら辺も白いのは全部エゾイソツツジ。
こちらは932の途中にある大岩についているイワヒゲ。水滴がかわいらしい。
932に着いた時にはガスに包まれて溶岩ドームも見えず真っ白。ただ、風が良い感じに吹いていたので少し待ってみることに。
それでもこれくらいが限界だったのでお花畑コースから帰ることにします。
それにしても静かな樽前山。いつもならたくさんの人がここを通ってお花畑コースに入って行きます。
自分は急登のコースを使ってお花畑へ。
今回はまだ咲いているタルマエソウを見ていません。この急登コースには結構な数のタルマエソウがあるので、もしかしたらと思ってここを通ることにしました。
予想通りいくつか咲いているタルマエソウがありましたが、まだ蕾の方が多かったですね。
ただ、急登が終わってお花畑に入るまでには、さらにたくさんのタルマエソウが咲いていました。外輪よりも高度の低いこっちから咲いて行くんですかね。
お花畑は広く白い花が目立っていたけど、エゾイソツツジだけじゃなく、マルバシモツケやミネヤナギもそれに貢献しているようす。
なお支笏湖方面はガスで何も見えず。
あとはヒュッテ前に出て山行終了です。駐車場では2組が出発準備中で、後からもう1台車が入ってきました。
次はタルマエソウがピークになる頃を狙ってまた登りに来たいと思います。
実際のログや山行タイムは下記ヤマレコをご参照ください。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3294615.html
ではまた~。
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