今回は神居尻山に登ってきました。本当は別の山に登るつもりでしたが寝坊してしまった為、こちらの山に変更。
毎年3・4回は登っていると思うけど、先日まで臨時休園だった為、今年は今回が初神居尻山となります。
Bコース登山口近くの駐車場に着いたのは9時頃、すでに5・6台の車があって皆さん出発済みのようす。自分も準備して9時30分にBコース登山口を出発します。
今回Bコースを選んだのはこの木を見るため。登山口から10分も歩けば見えてきます。
この木は幹の下部分が裂けてしまい、ちょっと不安定な感じなんですよね。冬になれば雪の重みで折れてしまわないかとても心配。この冬も乗り越えてくれてひと安心です。樹自体はまだまだ元気そうですね。
出発が遅くなったのですっかり日は高くなり、気温は上昇中。日陰の草木は朝露に濡れているので湿度も上昇中・・。それに加えて急登なので汗がどんどん噴き出してきます。
約1時間弱で尾根に出ることができました。給水を取りながら少し休憩しますが、樹林帯と違って日差しは強いけど、湿気が無い分だいぶ涼しく感じます。
それにしても樹林帯は暑かった・・。
尾根を歩いて次はBC分岐を目指します。
今回はこの尾根歩きがとても楽しかったですね。理由はタニウツギがピークを迎えたくさん咲いていたから。この尾根にこんなに咲いているんだとビックリしたくらいです。
キレイなピンク色で小さい花がたくさん集まってとてもかわいらしい花ですね。しかも木全体にたくさんの花をつけるので結構なボリュームがあります。
神居尻山ではAコースでなんどか見たことがあったけど、こっちでは始めてかも。
風が吹けば涼しいけど、吹かないと日差しの強さが気になります。BC分岐に雲がかかっているけど、こっちも日陰にしてほしいくらいです。
分岐手前の登りにもタニウツギ。他にもハクサンチドリがたくさん咲いていました。
分岐に到着、ここまでで1時間30分くらい。一口水を飲んだら山頂を目指します。
いつ見てもなかなかの急登ですねぇ。でも登らなきゃ山頂には行けない、ってことでもうひと踏ん張りです。
分岐から山頂までの尾根もたくさんの花が咲いています。タニウツギはもちろんチシマフロウや小さい花たちも。で、山頂近くで今年初エゾカンゾウ。
山頂が見えてきました。ただ風もほとんど無く暑いだけ・・。
2時間かかって山頂到着。それにしても虫がスゴイ・・、写真では見栄えが悪いので目立つものは消しています。
虫がスゴイのでさっさと下山したいけど、撮れそうなものだけ撮っておきます。
右側の高いのが暑寒別岳、まだ雪は残っているようす。去年は7月下旬に登ったけど、登山口のアブが凄くて恐怖を感じたほど・・。やっぱり秋になってから登りに行こうかな、でもそれだと今度は熊のリスクが高くなるし・・。冬山限定なのかな。
こちらはBコースの尾根。ちょうど雲に隠れて日陰になっているようす。
山頂には10分くらいいてから下山開始。やっぱり山頂からBC分岐への景色が最高ですね。
あとBC分岐からは人がどんどん登ってくるけど、Aコース側からは1人登ってきただけ。タイミングの問題かな?
タニウツギの蕾。
下山はCコースから。本当にいいお天気、でもジリジリと暑い。
こちらはサンカヨウの種。もしかしたら咲いていないかなって思ってCコースから下りたけど、さすがに遅かったですね。
サンカヨウはCコースの登り始めくらいに咲いているので、徳舜瞥山&ホロホロ山に行くよりは簡単に見られるんだけど、今年は臨時休園していたので見ることができませんでした。また来年だな。
一度尻もちをついたけど、約1時間でCコース登山口に到着。下山届に必要事項を記入してポストに投函して山行終了です。駐車場には10分ほど歩いて到着。ビショビショのシャツを脱いでTシャツに着替えてスッキリ。今回は湿度も気温も高くて疲れましたね。
週末は天気良さそうな所を狙っていくつかの山を登りに行きたいと思います。
実際のログや山行タイムは下記ヤマレコをご参照ください。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3296745.html
ではまた~。
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