今回は羊蹄山を京極コースから登ってきました。冬山を真狩コースから登ったことはあるけど、夏山は初めてです。
4つあるコース(京極・喜茂別・真狩・倶知安)の中では一番キツイらしいですが、急登よりも蒸し暑さにやられた山行となりました・・。
京極コースの駐車場に到着したのは7時30分頃。すでにほぼ満車でしたが、入り口にある最後の1台分を確保できてひと安心。
準備して出発しますが、天気予報では曇り予報だったので涼しい中を登れるかなと思っていたけど、思ったより湿度高めでこの先が思いやられます・・。
農道を歩いて登山口へ。山頂へはほぼ直登に近いルートを登って行くけど、下からは山道らしきものは全く見えず。ほとんどが樹林帯歩きなんでしょうね。
他のコースはわからないけど、京極コースは1合目から丁寧に表記してくれます。4合目くらいまでは順調に登って来られたけど、そこからは蒸し暑さにやられてガクッとペースが落ちました。
足元の花で気を紛らわせたいけど、ほとんど花は無く、マイヅルソウが時折咲いているだけ。まだまだ先は長い・・。
6合目を過ぎたあたりから早朝組とのスライドが増えてきたけど、やっぱりトレラン勢が多い印象。どういう足腰をしてるんだろう?
途中、何か所か開けた場所があって風を感じることができたけど、9合目手前のガレ場に出るまでは本当に暑かったですね。湿度が無くなってようやく楽になりました。
外輪までもうちょっとの所で一面のナナカマド。秋ころに登ったら一面キレイに色づいているんだうか?
3時間ちょっとで外輪に到着。まあまあ風があって気持ちいいですね。
お釜のとけた水の中に飛び込みたい気分。
外輪を一周してから下りる予定だけど、どっち周りで歩こうかちょっと悩みます。で、とりあえず時計回りに歩くことに。
外輪にはたくさんの花々が咲いていました。イワブクロにミヤマキンバイ、エゾノツガザクラなどなど、花好きの方にはたまらないでしょうね。
なんと10分も歩けば山頂標識に到着。分岐から意外と近かったですね、反時計回りに歩かなくて良かったw。
山頂付近ではたくさんの休憩していました。京極コースでスライドした人から「上はスゴイ人だよぉ」と言われたけど、思った以上の賑わいでしたね。
引き続き外輪を歩いて行きます。山頂から真狩コースまではほぼアスレチック。岩を登ったり下りたりの繰り返し。道は1本なので譲り合いながら進んで行きます。
避難小屋が見下ろせる真狩コースとの分岐あたりで小休止。ちょうど15・6名くらいの団体さんが真狩コースから下山するタイミングだったけど、このコースを利用する人が多いのかな。
プロテインバーを食べてペットボトルに水を補給してから再度出発します。
外輪の中では真狩コース分岐が一番低い高度なので、これからは緩いながらも登りがメインになります。
出発後、旧避難小屋を越えて北山へ向かう途中で、真狩コース分岐あたりからガスが登ってきました。
次第に倶知安コース側からもガスが上がってきて、ニセコアンヌプリをはじめとするニセコ連山もガスの向こうで見ることができませんでした。ちょっと残念。
もう真っ白、でも涼しくて気持ちい。元々これぐらいの天候を予想していたんですけどね。
ガスは真狩と倶知安コースのある北西から流れ来るようす。なので京極コースが近づくにつれてガスが取れてきます。眼下にはこのあと寄る予定の京極温泉、早く水風呂に入りたい。
京極コース分岐に着くころにはすっかりガスが取れて青空。さあ下山開始です。
登りの時よりは幾分涼しいけど、それでも高度が下がるごとに湿度は上がっていきます。
下山中にも3人くらいとスライドしたけど、中にはサンセット狙いの人もいるのかな。自分も他のコースを一通り登ったらサンセット登山もしてみたいですね。
ジリジリと熱い太陽を背にしながら農道を歩いて駐車場に着いたら山行終了です。
後片付けしていたら目のまえに軽トラが停まって、おばさんと目が合います。何かと思ったら
「おい!兄さん、アイス食うか?」
と言われてガリガリ君をもらいましたw。火照った体にガリガリ君、最高でした。
近いうちに他のコースも登りに行きたいと思います。
実際のログや山行タイムは下記ヤマレコをご参照ください。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3321674.html
ではまた~。
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