今回は過去に京極・真狩コースと登ってきた羊蹄山を倶知安コースから登ってきました。
天気予報では快晴でしたが山頂部分はガスに覆われてイマイチの天候に。それでも楽しい山行となりましたよ。
前夜は道の駅 ニセコビュープラザで車中泊。朝ごはんのインスタントラーメンを食べてから登山口へ移動します。
朝霧を抜けて15分ほどで駐車場に到着、約10台くらい停まっていたかな。
準備して7時過ぎに登山口を出発します。快晴で木漏れ日の中を歩いて行きますが駐車場での気温は11度。涼しくなってようやく山登りに適した季節になってきたみたい。
登山口からしばらくはほぼ平坦な道を歩きますが、1合目を過ぎたあたりから勾配がきつくなっていきます。
4合目あたりは斜度が緩やかになって楽に歩けるけど、5合目からは再び急登の連続に。
ずーっと樹林帯なので時おり見える倶知安の町並みやアンヌプリが息抜きのポイント。高度が上がるにつれて空気もヒンヤリ、吹き抜ける風もとても気持ちよくて助かります。
キツイ樹林帯を抜けて9合目に到着。下界は快晴の青空だったけど、山頂部分はガスに覆われているようす。
それでも時折太陽の姿は見え隠れしているので、少し期待しつつ山頂を目指します。
イワギキョウがまだ結構咲いていましたね。場所によってはまだまだキレイに咲いているものも。ただこの花はもう終わりかけですね。
この先のハイマツを抜ければ外輪に到着。登山道沿いにはナナカマドが結構あったので、色づく秋の山も楽しそうです。
3時間ちょっとで外輪に到着。風が少し強めで冷たいですね。プロテインバーを食べながら休憩しますが、ザックを下ろしたらすぐに体が冷えてしまいました。
休憩はそこそこに時計回りに山頂を目指します。朝起きた5時頃は山頂もキレイに見えていたのでちょっと残念な天候です・・。
ガスの向こうに山頂が見えてきました。休憩中の方もいるようす。
この後山頂に着きましたが、先行者が山頂標識をこだわって撮影されていたようなので、今回はスルーして先へ進みます。
外輪の周回中に下界が見えるくらい雲が取れたのはこの瞬間だけ。風はまあまあ強いけど冷たさは感じません。京極・喜茂別側は太陽で熱せられているからなのかな。登ってきた倶知安側とは大違い。岩場を歩いていると少し汗ばむくらいです。
とにかく岩場歩きが楽しい羊蹄山の外輪。
外輪でスライドしたのは4.5組くらい。結構な年配の方の姿もチラホラ、なかなかの体力ですね。
前回はたくさん咲いていたイワブクロもすべて終了したみたい。
ぐるっと歩いて真狩コースの分岐に到着。下山はここを上がった旧小屋跡から下りて行く予定です。
一瞬ガスが取れてお釜を見ることができました。ここをスキーやボードで滑る人がたくさんいるけど、登り返すのがねぇ。
で、向こうの稜線にシルエット。
旧小屋跡に到着。下山する前に飲んだ分の水を補給したり身支度を整えます。過去2回登った時には結構賑わっていた場所だけど、今回はだれもいませんでした。
旧小屋跡からの下山コースを歩く人って少ないのかな?ハイマツが旺盛に育ってて歩くのが大変w。まあそれほど長い距離じゃないので問題ないですけどね。
無事登ってきたコースに合流して、9合目からは再び樹林帯に入って行きます。
6合目付近でガスの下に出ることができて、正面にニセコアンヌプリ。
太陽は出たけど風が涼しいので汗だくってことにはならずに下って行きます。
最後はのんびりと登山口を目指します。
途中で年配の女性2人組の姿が。山登りにはずいぶん軽装だなあと思ったら「落葉キノコがもう取れるのよ~」と嬉しそうに話しかけてきました。
キノコ狩りに興味はあったけど、食用なのは100種類くらい(全体で約5000種類)でほとんどは食用か毒かもわかっていないらしい、って話を聞いてから結構リスクがあるなあと思って興味がなくなったんですよねぇ。毎年何かしらの事故も起きているし・・。
登山口に着いて無事山行終了です。長距離歩くのは久しぶりなのでちょっと足裏が痛いですね。4コースの内、残るは喜茂別コースのみ。タイミングを見て登りに行きたいと思います。
実際のログや山行タイムは下記ヤマレコをご参照ください。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3484087.html
ではまた~。
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