今回は初めて登る札幌岳へ。当初空沼岳に登るつもりだったけど、ジオグラフィカを確認していたらお隣の札幌岳にまだ登っていないことに気づいて予定変更となりました。
山頂以外はほぼ樹林帯+笹薮だったので景色を楽しむ山行とはなりませんでした・・。
自宅で朝ごはんを食べてから登山口へ向かいます。場所は豊平峡温泉を越えて豊平峡ダム駐車場の手前になるので迷うことはないと思います。停まっていた車は3台ほど、準備して正面奥の山道から登山開始です。
幾つかの倒木や川を越えて歩いて行きますが序盤は緩やかな登りなのでほとんど疲れることはありません。
樹林帯の中もほぼ日陰なので涼しい中を進んで行きます。
冷水小屋手前あたりから徐々に斜度もきつくなっていきます。
約1時間ほどで冷水小屋に到着、なかなか立派ですね。しかし鬱蒼としてるなぁ。
冷水小屋脇を抜けてから急登が始まります。キツイ時には周囲の景色でも見てひと息つきたいけど、樹々ばっかりで全く景色が見えないですね・・。
急登を登り終えたら山頂までは比較的緩やかな登りを歩いて行きます。ピンクテープも所々についているので、笹薮がけっこう激しくて足元が見えない場所もあるけど、ルートロスすることはないと思います。
ただまだ朝露が乾いていない場所もあったので結構濡れたかな。
約2時間で山頂に到着。全体的に霞気味だけど、遠望もなかなか良さげです。
この日は首に巻く汗取りタオルを忘れたのでシャツが結構ビシャビシャに、ただ太陽も出ていたし風も気持ちよく吹いていたので結構乾いてくれました。
左に恵庭岳、右に漁岳。
真ん中の高い所が空沼岳(たぶん)。こう見ると空沼岳への縦走も結構な距離がありますね。まあ山道の草刈がされていないようなので行くことはないと思いますが。
結構雲が出ていたので無意根山や羊蹄山は見えずでしたね。
山頂で15分ほど休んでから下山開始します。
最近は雨も降っていないので泥濘部分もほとんど乾いており、登山靴が汚れることもありませんでした。
ザ・毒キノコの代名詞であるベニテングダケ。写真は1本だけど、周辺に2・3本生えていましたね。毒は水溶性なのでうまく処理すれば食用にもできるらしい・・。
急登を下って冷水小屋まで戻ってきました。山道上には小さいけど岩がゴロゴロしているので人の有無には気を使いますね。
小屋の前にある水場らしきもの。川の水を集めて引いているだけなのでそのまま飲むのは危なそうです。使うなら要煮沸かな。
急登の下りも終わったのであとはのんびり歩いて行きます。多少、日が高くなってもほぼ日陰なので涼しいですね。川沿いの道を下って行きます。
下山時は5組ほどとスライド。
思ったより風も抜けていたので、下山で汗をかくことはありませんでした。
12時30分近くに登山口に着いて山行終了です。初めての山だったのでペースがわからず、思ったより早く登れましたね。次があれば、もっとゆっくり登りたいと思います。
ただ途中の景色がほぼ無いので、タイトルにもある通り積雪期の方が楽しい山かなという印象です。葉も無くなって遠望がきくだろうし、急登が終わってからも樹氷とか楽しめそうですしね。
もちろん今回も熊鈴つけて、熊スプレー持参しました。札幌の市街地にも出てくるくらいですからね、できる限りの準備は必要です。
実際のログや山行タイムは下記ヤマレコをご参照ください。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3494676.html
ではまた~。
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