今回は夕張岳に登ってきました。本当なら花の季節に行きたい山だけど、今年はタイミングを逃していたのでゲート閉鎖前に紅葉を楽しんできました。
紅葉だけは良いタイミングだったみたいで楽しい山行となりました。
夕張岳には過去2回登っているけど紅葉期は初めて。花の季節はたくさんの登山者で早朝から駐車場が埋まっているけど、今回、自分が登山口に着いた時には2台のみで拍子抜け。ゲート閉鎖前なので混んでいるかなと思ったんですけどね。
準備して6時30分頃に出発します。もちろん熊鈴2個&熊除けスプレー持参です。
登りは冷水の沢コースから。もう一つの馬の背コースは急登なので下山時に歩きます。駐車場での準備中から肌寒さは感じなくて、少し暖かく感じるくらい。山の奥だし涼しい中を歩けると思ったんだけど・・。
個人的に夕張岳でキツイのは馬の背コースとの分岐まで。樹林帯なので眺望も無いし、風も吹かないし、ただひたすら登るだけ。
それでも上に行くにつれて色づき始めた樹々が気を紛らわせてくれました。
約1時間かかって馬の背コースとの分岐に到着。ここまででもう汗だく、ただ風も抜けるようになって蒸し暑さからは解放されます。
分岐から先は山道沿いや樹々の間から見える山々も紅葉がかなり進んでいましたね。涼しいし歩くのが楽しい。
1時間30分ほどで望岳台に到着。薄曇りの空だけど日も差していて、目の前の山も色づいてキレイです。
休憩もそこそこに望岳台から少し進んだところで芦別岳を撮影。そう言えば芦別岳もまだ今年登っていないな、行けるかな?
望岳台から沢までの山道沿いは紅葉真っ盛り。今年は結構良いタイミングで紅葉巡りができているかも。
少し寄ってみる。
なんか少しずつガスが流れ込んでくるようになってきました。なんかイヤな予感・・。
ガマ岩を越えたあたりから風が強くなってきました。少し寒い感じもするけど、歩いていれば問題はありません。
すっかり色を失った湿原を歩いて行きます。隅っこのほうにまだ残っているチングルマが風に揺れていました。
釣鐘岩&熊ヶ峰の間を通って吹き通しへ。山頂部分は真っ白・・。
強風の中をハイマツ帯を登って山頂直下に到着。
過去2回夕張岳には登っているけど、1回目は今回と同じ強風+ガス、2回はガスが多くて遠望がほぼ無しでした。夕張岳とは相性が悪いのかなw。
山頂直下でしばらく待っていると強風は収まらないけど青空が少し見えてきたので急いで山頂へ。
約3時間で山頂に到着です。
で、写真を撮るときはピントずれの予備も含めて2枚撮るんだけど、2枚めに撮った時にはもう真っ白・・、わずか数秒しか経っていないのに・・。
この後10分ほど風下側のハイマツ帯でガスが取れるのを待ったけど、状況は変わらないので下山することにしました。いつか快晴の夕張岳に登りたい!
あとは下山するだけ。山頂待機中にウィンドブレーカーを着たけど、下山なら着ていてちょうどいい暖かさです。
下山時に目を引いたのはガマ岩周辺の紅葉。登りの時はガスっててあまり見えなかったけど、少し取れくれました。
高度を下げて望岳台が近づくにつれて天候は回復、晴れ間も見えてきました。途中で5・6組くらいとスライドしたかな。
望岳台でひと息ついてからさらに下山していきます。さすがに風も吹かないのでウィンドブレーカーも脱ぎました。
ここは石原平。夏ならシラネアオイが咲き乱れているけど、今時期はこんな感じ。
分岐に到着して右の馬の背コースから夕張岳ヒュッテを目指します。
ちなみに「馬の背」とは「両側が切り立った崖になっている狭い尾根・山道」を意味する言葉で、決して馬の背ような「平たん」な道を意味する言葉ではないということ。
個人的にはキリンの首筋って名付けたいくらいに急登が続くコースですw。
約40分ほどかかって夕張岳ヒュッテ前に到着。あとは駐車場までダラダラと歩きます。
駐車場について無事山行終了です。夕張岳では始めての紅葉期登山だったけど楽しかったですね。山頂からの景色は来年に持ち越しだけど、こんなに人が少ないならまた同じ時期でもいいかな。
実際のログや山行タイムは下記ヤマレコをご参照ください。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3574831.html
ではまた~。
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